長岡生コンクリート
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2019/02/20

「生コン工場間交流やってます!」よその工場にガチで勤務してわかること

「生コン工場間交流やってます!」よその工場にガチで勤務してわかること

GNN元気な生コンネットワークの知られざるコンテンツ「工場間交流」は閉ざされ独善的になりかねない生コン工場運営を支える個人がまるで違った地域の生コン工場で勤務することで客観的に自社工場を眺めることを期待した施策。今週から3週間。白石建設の新人難波さんの勤務は続く。



自分の工場どう見える? よその工場にガチで勤務してわかること

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白石建設の難波さん(写真中央)は生コンポータル(長岡さくら工場)の製品検査に主に配置される。


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いわゆるお客様扱いはしない。代行試験などももちろん役割を果たしてもらう。


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「固っ。いつもこんなに固いんですか?」都市部で操業する白石建設では土木配合は馴染みがない。



お客様扱いしないガチの工場間交流

「よく来てくれたね」

「いいよいいよ、汚れるから」


そんなお客様扱いはかえって失礼だろう。

本来の長岡さくら工場をみてもらう。

その組織の中で必要とされる役割を果たしてもらう。

たとえ3週間限定だったとしても。


「自分の工場が全て」


新人が陥りがちな罠から早いうちから解放する。


日本にはまだまだ3,000以上の生コン工場が展開する。

そのいずれも全く同じ運営方法がなされているではない。

生身の人間が10名20名とそこに集い、

それぞれの信条や感情もった人々が作る組織運営。

どれ1つ取っても同じなはずがない。

まるで違った組織運営にガチンコで入り込む。

そのことで自分の組織のいいところ、悪いところを肌で感じる。

自社に戻ってフィードバックする。



GNN元気な生コンネットワークの活動で感じたエッセンス。

よその工場の「あたりまえ」が自分にとってはすごいこと。

こんな経験が結構ある。

GNNのおかげもあって多くの工場を訪ねる機会に恵まれている。


「そんな時間ねえよ!」

すぐにできない理由を言いそうな人が何人か思い浮かぶ(笑)。

そんな時間がないからいつまで経っても忙しいんだよ。

僕ならそう思う。


自分がやっていることが絶対間違いない。

そんなあなたは毎日残業して若い部下が帰りにくくさせたりしてないだろうか。

「俺の仕事を盗め」流の全時代的な仕事をよしとしてない?

人は誰かに強制されなくても勝手に成長する。

経験ばかりが長い上司はその成長の阻害要因だったりする。


教える、教えられる。

じゃない。

感じる。

体験する。


まるで異なった習慣で運営されている工場間で人材が行き来する。

そのことで組織運営はもっと流動的に。

もっと風通しよく。

もっと合理的になるはず。

工場間交流やってます。


生コンでいいこと。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士