長岡生コンクリート
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2019/03/12

「生コンは手段であって目的ではない」長岡さくら工場の脱皮について

「生コンは手段であって目的ではない」長岡さくら工場の脱皮について

3,200とも言われる日本中に展開する生コン工場の役割って何?工場を存続させること?生コン工場の地位向上や産業の発展が目的?僕たち長岡さくら工場は、手段と目的を履き違えない。生コンは社会が健全に発展・成長していくための手段だ。



「地位向上」「業界の発展」よく聞くこうした言葉は目的と手段が入れ替わってる。

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長岡生コンとさくら生コンで共同運営している「長岡さくら工場」のメンバーで大前提を議論した(後ろから佐野さんを激写)。


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ぱっと見海賊の会合(ガラが悪い)に見えるが、紳士的でビジョナリーな議論がなされている。



長岡 か さくら か。

いわゆる企業合併や、ジョイントベンチャー、業務提携、資本提携。

あらゆる、「提携」の光と闇。

光は相乗効果、シナジー、1+1が3にも4にもなる。

そして、闇とは。

エゴ。

ナワバリ意識。

妬みや悪口。

それは、互いの利権ばかりを主張し通そうとする。

こうなると、1+1は2にすらならない。

場合によっては1にすらならないことだってある。

それは、組織そのものが目的化してしまうから。

組織は本来貢献のための手段でしかない。

長岡 か さくら か。

ではなく、

長岡 と さくら と。

互いの歴史や前提を尊重し高め合う。

こうした前提をベースに議論をすることが望まれる。



僕たちはなぜ存在していて将来に対して何を目的としているのか。

長岡生コンの存続なのか。

さくら生コンの成長か。

さらには、長岡さくら工場の発展か。

いずれも、NOだ。

組織そのものは目的にはならない。

将来にわたって僕たち「長岡さくら」に課せられた役割、使命。

それは、地域に良質で安定した生コンの供給。

これが、目的。

その結果、あるいは手段としての長岡さくら工場の発展なら問題ない。

業界を見渡すと、「生コン産業の発展」という言論に触れることがある。

確かに発展したら産業人の1人としてありがたい。

ありがたいが、それが仮に社会にとって健全ではないような発展はまずい。

生コン業の世間からのイメージ。

どうしてこうなってしまったのか。

目的と手段が入れ替わってしまったからではないのか。


そして、将来に向けて。

僕たち長岡さくら工場はどうあるべきか。

どんな風に地域と関わり合っていくのか。

どんな組織と個人に支えられていくべきなのか。

そのことでどのように生コンとして地域社会に貢献していくことができるのか。


すべては当事者として自ら決める。

どんな将来が社会に求められていて、

どのように組織は変化していくべきなのか。

それは、他の誰でもない、組織で中心的な役割を果たしている個々人が決めること。

上から降ってくる指示ではない。

自分で決めて自分で責任を負う。


より、健全な姿に。

僕たち工場は今一度脱皮しようとしている。

地域社会にもっと生コンでいいことをお届けするために。

生コンでいいこと。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士