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2019/03/23

「自分が自分を評価し自分で自分の報酬を決める」生コンポータルの【給与体系】について

「自分が自分を評価し自分で自分の報酬を決める」生コンポータルの【給与体系】について

新年度(2019年3月1日〜)から始まっている新給与体系「自分が自分を評価し自分で自分の報酬を決める」。一体、自分で自分の給与を決めるとはどういうことなのか?経営者だけじゃない。一般職員も含めて全員が自分の給与を自分で決めるということ。



自分が自分を評価し自分で自分の報酬を決める

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生コンポータルでは新年度から新給与体系「自分が自分を評価し自分で自分の報酬を決める」がスタートした。


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都度mtgに参加し助言をくださっている佐藤さん(プルデンシャル生命保険)。個人一人一人の会計思考について話す。



新給与体系がもたらすのは無秩序混沌か、それとも本来の理想的な働き方なのか。

誰かが決めたものを受け入れる。

「給料をもらう」

当たり前に使っているこの言葉を冷静に考えるとなんとも主体性の薄さを感じざるを得ない。

そもそも、僕たちは物乞いではない。

堂々と社会(市場と個客)の役に立ってその対価を得る。

もらう、ではなく、得るのだ。

働き方も自分できめる。

何時に出勤して、何時に退勤する。

くる、来ない、すらも自分できめる。

だから、働き方を他人からとやかく言われるもんじゃない。

働き方改革を国の指導で云々されることそのものがナンセンスだ。

誰かのコマになってせっせと言われたことをしてその分ご褒美としてのお駄賃をもらう。

これじゃまるで召使いか(悪い意味での)子供のあり方だ。

こんなこと、きれいごと・理想論として嗤うだろうか。

生コンポータルで実際に始まっている、

「自分が自分を評価して自分で自分の報酬を決める」

とは一体どんな制度なのか?



その決まった評価と報酬の「なんで?」を大切にする。

生コンポータルでは事業運営に関わる全ての情報がオープンにされている。

売上、利益は、もちろん、「誰がどれだけ給与を得ているか」などの情報に至るまで隠し事が1つとしてない。

つまり、組織の中で自分が関与しない(できない)ものはない。

誰かが一方的に決めてそれに強制的に従わせる、ということが絶対にない。

意思決定は全て(問題や機会にさらされた)個人の裁量となる。

権限は誰かに集中するものじゃない。

だから、給与についても、自分で決める。


「〜〜円ないと生活が苦しいからこの報酬に決めました」

これは、単なる要求。

「〜〜の貢献をするので、〜〜円の報酬が妥当だ」

なんで?の部分。

これが、コミットメント。

その報酬を得る根拠。



例えば、僕(宮本充也)の給与の算定根拠について。

僕もこの新給与体系に従って自分で自分の報酬を決める。

大切なのは同じく、「なんでその報酬に決まったか」という根拠。

「なんで?」の部分。

 
僕は54期(今年度)透水性コンクリートの施工件数を53期の2倍、312件×2=624件に引き上げます。売上は倍増し、利益も2倍になることで1部を自分の決めた報酬分に割り当てます。


そして、ここからが重要だ。


仮に、そうならなかった場合、会計数字に基づいて自分の報酬をその割合分減額(または増額)します。


これが、コミットメントだ。

 
何も自分の取り分をやみくもに主張し合うことではない。

組織に属する全ての個人が組織の現状を適正に理解する(個人一人一人が会計思考を持つ)。

つまり、自らが主体的な当事者であることを自覚すること。

これが本来の働き方と信じるからこそ始まった新給与体系。

「自分が自分を評価し自分で自分の報酬を決める」

の本質。


1000万でも2000万でも1億でも構わない。

むしろそんな上昇志向を歓迎したい。

そして、その大きな責任にコミットしてほしいと思う。


怖さ半分、それでもスタートした新給与体系。

本気で仲間たちを信じていなければできない制度。

(算定された金額を例え会社の代表者であったとしても覆すことはできない)

これが本来の働き方。

本来の働き方をしている組織が届ける製品はきっと「生コンでいいこと」であるはずだ。

主体的な組織は主体的に市場と個客に貢献する。

社会を変革する。

生コンでいいこと。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士