2019/05/19
【現場】は市場と顧客との接点「自主経営」の生コン工場を目指す

生コンポータル運営会社は地方(伊豆の国市)の生コン工場。なによりも、現場・現実・現物を大切に。現場にいる人が最高責任者。現場至上主義を貫く日本中どこにでもある生コン工場の1つ。
現場が一番!現場に市場と顧客の声がある
組織運営に関わる全ての人が参加するメッセンジャーグループでは来る日も現場状況がシェアされている。
生コン納入を円滑にするために、または、顧客に寄り添うために。長岡さくら工場では全ての現場を必ず訪問するようにしている(現場訪問を主に担当するのは山口絵里子さん)。
「会社に聞いてみます」の「会社」って誰?
長岡さくら工場では古くから現場至上主義を唱えてきた。
3現主義=現場・現実・現物。
市場と顧客との接点。
例えば、生コンクリートをお客様に届ける際の現場。
そこには顧客がいる。
事務所の中では拾いきれない五感で感じられるあらゆる情報。
それを一身に感じられるのは現場にいる運転手さんだけ。
その場で判断すべき顧客からの要望に判断するにあたってもっとも情報を得ているのはそこにいる人。
だから、その場における長岡さくらを代表する最高責任者はそこにいる人であるはず。
よく語られる「会社に聞いてみます」の「会社」って誰だろう。
もちろん、自分自身に判断するための知識がなければ、その知識を持っている特定の人に聞くということは重要だ。
ただ、その場の判断を放棄して闇雲に「会社」という抽象的な表現を用いるのは顧客にとって不誠実だ。
なぜなら、その場を最も理解しているのはその人自身であるから。
事務所にいて現場のことをほとんど知らない人に判断をゆだねる。
つまり、責任を丸投げする。
そうしたことのない工場であるべきだと思っている。
完全自主経営の生コン工場へ!
だから、当社では「〜〜していいですか?」は禁句となっている。
「〜〜していいですよ」
と答えるであろう人に責任を転嫁する行為だからだ。
僕は、私は、「〜〜します」。
これが自分自身の責任を十分に自覚した姿勢だと思う。
もちろん、人は時に失敗を犯す。
だから、情報の透明性は重要だ。
誰も何も知らされないまま個人が独善的に判断を下す(何をやってもいい)のと、必要な全ての情報が風通しよく全ての人に知らされている上での自主経営(自分自身が責任をもってことにあたる)のとでは全く違う。
だから、なるべく全ての個人の現場(経理、試験室、出荷、製造、事務、納入現場etc)の状況は冒頭のように共有されているべき。
そんな風に、個人が主体性を持って自らのやりたいように仕事をできる職場(生コン工場)でありたい。
長岡さくら工場が最も大切にしている価値の一つ。
現場至上主義も生コンでいいことの一つ。
宮本充也