長岡生コンクリート
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2019/07/05

こうした想いにどうしたら応えることができるのだろう

こうした想いにどうしたら応えることができるのだろう

日々寄せられる問い合わせ。中には業界関係者からのものもある。それも、熱情に溢れた問い合わせも。九州の生コン関係者から届いた想い。「こうした想いにどうしたら応えることができるだろう」。



他人と過去は変えられない。強制もできない。自分が変わるしかない。

現役の生コン運転手。

本当は会社を通すべき。

旧態依然。

下っ端が言ったところで突っぱねられる。


生コンに従事している個人からの問い合わせ。

フュージョンに関心があるのだろう。

https://www.nr-mix.co.jp/new_nama/blog/post_96.html

付着コンクリートの無いドラム内部に施工することで3ヶ月程度モルタルの付着を抑制することができる。

それを、3ヶ月ごと続ければ、はつり作業から解放される。


本来は、会社組織全体で考えるべきことだ。

その、はつり作業を行なっているのは大切な仲間。

同僚。

組織の権限は「上層部」と言われる一部に集中している。

上層部は「その他大勢」の生活に関わる重要なことを相談することもなく一方的に決める。

そんな組織が多いことが現実だ。


生コンポータルでは生コンでいいことを普及させたいと思っている。

それは、生コンを通して生コンにかかわる個人、末端、辺境に喜びを届けたいという気持ち。

ただ、現実はどうだろう。

こうした問い合わせのように、組織の末端で働く人には届けられていないのが現実。

その会社の社長にぢかに会いに行って人の道を解くなんて失礼な話だ。

気持ちはあっても現実的では無い。

無料で届けたい。

その気持ちがあっても、それは継続的ではない。

どうしたらこういった人の気持ちや熱情に応えることができるのだろう。

自分の非力を痛感する。



意地でも常識にする必要がある。

今はまだ、この方の想いにお応えできるだけの力を持っていない。

これが、現実だ。

ただ、日々の地道な努力(情報開放や技術革新)を継続する。

振り返ってもここ数年で生コン産業でのいくつかの景色は変わった実感はある。

仲間たちとともにそのいくつかに参画してきた自負もある。

今や生コン工場では水を使わないで洗浄するようにもなりつつある。

残コンやスラッジも問題ではなくなろうとしている。

この方と同じように20年近く前に入職した生コンとは大きく変化している今を感じている。

もうちょっとだ。

はつりも。

危険作業も。

「しかたない」

という無感動に逃げ込みたくは無い。

問題意識から目を背けたく無い。


はつらなくてもいい。

人がドラムの中に入る必要がない。


それは今はまだ特別であって、常識では無い。

それなら、意地でも常識にする必要がある。

それが、こうした想いにお応えできる唯一の方法。

組織の末端で埋もれている有志に応えられる唯一の方法。

それは、常識を作るということ。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士