2019/08/05
生コン工場のあるべき姿を模索する(長岡さくら工場)
毎月月初の月曜日は長岡さくらの安全大会とミーティング。来年度にあるべき生コン工場の姿を始めるために必要なことを模索する。生き残りに執着しない。必要とされる生コン工場を目指して。
「生き残る」って変な言葉。
8月月初の月曜日は長岡さくら工場定例の安全大会、ミーティング。長岡さくら工場は富士山の麓、伊豆玄関口、伊豆の国市に操業する。
固定的な誰かが一方的に何かを伝えるのではなく、流動的に誰でも問題や機会に気づいた人が随意何かを伝えられるような組織にしていきたい。まだまだそうはなっていないけれど。
暑中見舞いとして贈られたえ栄養ドリンク。熱中症を吹き飛ばせ!
生コン工場のあり方について熱弁を振るう野村勝也さん(野村商店代表取締役)。あるべき生コン工場の姿ってなんだろう?
事業の目的は自社の存続?
極論と言われてしまうかもしれない。
僕は「役に立たない組織なら解散すべき」と常々考えている。
考えているだけじゃなくて口に出して言うようにしている。
よく、「自社の存続のために」とか、「業界の地位工場のために」と主語が自分たちになっている言動に触れる。
つまり、目的。
組織運営の目的は自分たちのため?
自分がよくなるため?
あまりにも当たり前のように交わされる議論。
本当にそうなんだろうか。
目的は自分たちがよくなり続くことなのか。
そうではないはずだ。
地域を含めた社会から「生コンを作ること」「付随する価値を届けること」が必要とされるから。
僕たち生コン(工場)は存在している。
存在そのものが目的化したら本末転倒となる。
生コン工場が存続したいから何が何でも生コン買ってください。
これでは道理が立たない。
改めてみんなでじっくり考えてあるべき姿を模索して実行に移す。
いつまでも必要とされる生コン(工場)ってなんだろう。
そこにいる人たちにとって。
地域社会にとって。
顧客や利害関係人全てにとって必要とされる生コン(工場)。
長岡さくら工場を名乗ってもはや15年になろうとしている。
もう1段階脱皮しよう。
来るべきマイナス成長の時代にあって、ものづくり生コンが必要とされる形。
今のままではまだ足りない。
もっと、なにかあるはずだ。
長岡さくら工場はいろんな意味で脱皮しようとしている。
その地域で本当に必要とされる生コン工場。
簡単には脱皮できないかもしれない。
皮を脱いでる最中に生き絶えてしまうかもしれない。
答えや結果は誰にもわからない。
でも、関係する全ての人が一緒に考えて責任をもって脱皮したい。
それがきっと求められている姿だから。
宮本充也