2019/09/02
【地元車両優先】
「あ~、そこはダメ!」
「ごめんごめん、移動してくれる?」
「もっと早く来てりゃ良かったね」
代行試験。
現場に到着して、真っ先に決めるのが、「試験道具の設置場所」
・なるべく打設箇所に近く、
・なるべく平らな面で、
・車の通行を妨げない。
(細かくいえばまだまだある)
今回の現場は、山の奥の農道。
地図を見ながら走って、
「おいおいホントにこんな奥まで行くの?地図通りだよな?もしや間違えたか?などと心配になる、ちょっと先」に現場は位置する。
「この道って、誰か通ってるんですか?」監督に聞くと、
「通る必要があるのは、こっちの地主と、あっちの地主だけ」
さすが「担い手支援」事業。
静岡県、篤農家には援助の手も厚い!
朝いちの現場。
職人さんたちは、まだ車で待機している中...
おっ、割と平ら。
おっ、割と近い。
おっ、車の邪魔もしない。ここだ!
と決めた場所から、移動願いが出た。
でも、なぜ...?
「ここはねぇ、地主さんが通るかもしれないんだよ」
「えっ、でもすぐ終わりますし、脇も通れますよ」
「うん、でも一応移動してくれる?」
「了解で~す」(監督の指示は絶対)
試験が終わるころ、本当に地主さんがやってきた。
おはようございま~す、と監督が挨拶している。
監督、ちゃんと地主さんの行動パターンを読んでるんだなぁ。
さすがです。
NR試験室 二見