2019/09/05
【函を覗いてニヤリ】
「どっちから入れる?こっち?そっち?」
「ちょっ。もうちょい水、いこっか」
「このテリがいいねぇ!」
鉄の函をいい大人が3~4人覗き込んでいる。
あぁだ、こぅだと、専門用語が飛び交う。
試験室でたまに行われる自社案件の試験練り。
発注者からの依頼ではないので、妙な緊張感もない。
試験練り。
技研から、先生と呼ばれている人が来ると、様々なお声掛けをいただいたりする。
「これ、表乾甘いんじゃないの!」
「TPは~、3日・4日・5日と1週・4週、あと予備2材齢ね」(供試体21本とは⁉)
「このバケツの風袋は本当に同じですかぁ?」
などなど、試験室の面々と交流すると、
そんな話の枚挙にいとまがない。
今回は、とあるメーカーから提供された骨材で、
「透水性コンクリート」を練れるかどうかの試し練り。
あれこれ、足したり引いたりとやった末...
練りの最適値も得られ、函を囲む皆の口元も緩む。いい瞬間を共有できました。
NR試験室 二見