2019/09/19
「大方の生コン工場はまじめに生コンを作ってます」全国品質管理監査
全国生コンクリート品質管理監査会議は、購入者からの信頼性を高めることを目的に、1995年12月、生コンクリートの品質管理の透明性及び公正性を確保し、品質管理体制の確立を更に図るため、コンクリート関係学識経験者並びに通商産業省(現在、経済産業省)、農林水産省、運輸省(現在、国土交通省)、建設省(現在、国土交通省)等の指導を得て、設立されました。
(https://www.hinkankaigi.jp/index.html)
品質管理監査は生コン工場にとって年1のテスト
全国には長岡さくら工場(生コンポータル運営)のような工場が3,000以上あるとされる。
大方の生コンは超真面目に生コンを作ってます。
報道や世間のイメージではめちゃくちゃに受け止められている生コン。
「なんか、人殺してコンクリートに埋めてそう」
くらいの阿呆報道を見てなんとも情けなくなる。
イメージってのは糊塗し誤魔化すことはできない。
世間のイメージには何の根拠もないかといえば、火のないところに煙は立たないの通り、多少はちょっといかれた部分を生コンは内包しているのだろう。
だからったいじけてるだけでもいけない。
ほんの一部のしょうもない生コン関係者のせいで業界全体に閉鎖的なイメージが立ち込めるのは生コンに従事する者として悔しい。
情報発信とは保守的で開かれない生コン業界に光をあてる行為。
犯罪はコソコソ、隠れて、夜闇などに行われる。
生コン業界がコソコソしやすくて、隠れやすくて、闇の中だったとしたならば、徹底的に情報発信をして、世間の衆目に晒してしまう必要がある。
内向きじゃなくて、もっと外向きに僕たちの活動を発信する必要がある。
そうすることで、闇は晴れ、隠れる場所はなくなり、やがてコソコソできなくなる。
開かれた生コン産業が実現する。
メッセンジャーグループでの報告はQMRの池上さんから。
さすがに多少の「一夜漬け」はやっていたようだ笑
生コン工場に世間の目が届け。
現代の生コンはITというツールを手にした。
ブログや業界団体のPR活動だけじゃない。
これまでの流通だけじゃない、ITの文脈から発生した新しい流通にも積極的に挑戦しよう。
僕たちが作る生コンは「水の次に流通する材料」。
家も、橋も、ビルも、ダムも、トンネルも。
すべてのインフラは僕たちが届けた価値で支えられている。
そんな素晴らしい産業がしぼんでしまわないように。
僕たちはもっともっと情報発信活動に力を入れるべきだ。
生コンラストマイルで今日も頑張っているすべての人たちに光が届くように。
品質管理監査お疲れさまでした。
宮本充也