2019/09/19
【即答には説得力が伴う】
<「ひとつずつ」って、
「す」に点々?「つ」に点々、どっち?>
事務所内に唐突に投げかけられた、素朴な疑問。
結論からいうと、「どちらも誤りではない」とのこと。
<「す」に点々?「つ」に点々?>
そもそもこの問いかけ自体も、誰に向けられたものかは定かでない。
「え~、どっちだっけ?」
「つ、かなぁ?す、かなぁ?」
「知んねぇから聞いてんだろうよ~!」
ひと通りのキャッチボールが繰り広げられるのはいつもの光景。
回答に自信があれば応えることを心掛けている。
「それ、すに点々ですよ!」
発言しようとした瞬間、別のところから声が上がった。
「つに点々ですよ」
...⁉
あれ、そうだったかな...?
疑問に感じたが、自信満々の即答だったので発言は控える。
そこで調べてみたのが、上記の結論。
以下、webページからの抜粋
・「ずつ」と「づつ」はどちらを使っても誤りではありませんが、「ずつ」を使うほうが好ましいとされています。
・蝶々をてふてふと書いたのと同じく「づつ」は歴史的仮名遣いです。
・「ずつ」が本則(正しい使い方)であるが、「づつ」も許容する。
なるほど、「づつ」は歴史的仮名遣い。
これも間違いではないんだな。ひとつ勉強になった。
和歌の心情を遺した許容される表現。
状況に応じて、「少しづつ」使ってみようかな。
NR試験室 二見