2016/04/22
「暑中⚫︎⚫︎」
夏が足音を立てて近づいてきている。
夏に対してみなさんはどのようなイメージを持つか。
人によっていろいろだと思うが、
夏といえば、
・水着
・カキ氷
・風鈴
そして、
生コンがある。
生コンにおける「夏」は実は僕たちにとって大きなテーマ
暑中コンクリート
という分野がある。
主に関西地区が業界ではリード役になって、これまで本分野を規定してきた。
生コンにおいて暑いと何があるか、
・ 固まるのが早くなる
・ひび割れが起きやすくなる(温度ひび割れ)
・施工が大変になる(ドロドロがわさわさになる)
などの問題があり、
JIS規格でも、「生コンの温度は35度以内な」と厳しくお達しがされている。
これが実はものすごくあれな命令で、
だからこそ多くの技術者が様々な努力をしている。
大阪のGNN元気生コンネットワークの仲間、
寝屋川コンクリートさんの山路工場長
はこの分野の第1人者だ。
GNN発IBBというデバイスを使い、数百万データに及ぶ暑中生コン(暑中コンクリート)を分析している。
実はこれだけの膨大なデータ解析は日本はおろか
「世界で初めての取り組み」
となる。
日本よりも暖かい国はいっぱいある。
その世界中の暑中コンクリートの中でもっとも暑中コンクリートに詳しい
それがGNN元気生コンネットワークの中にストックされている
これまで大阪の生コンと静岡の生コン、秋田の生コンと沖縄の生コンが真剣に連携することはなかった。
GNN元気生コンネットワークがある現代
それができる
世界の生コンは日本がリードしている。
これは夢物語でもなく事実である。
宮本充也