2016/04/28
「ここ掘れワンワン」スラモル他穴埋め技術
モグラは毎日飽きもせず掘っている生き物
掘っているといろいろあると思う
僕たちが暮らし見ている世界は地上
地上には空があり街があり営みがある
24時間365日見える世界は同じもの
生み出され壊されまた生み出されの連続
それが世界だと僕たちは思っている
実は僕たちが見ているこの世界の数万倍の繰り返しが
「地下」
遺跡とか化石とかがいい例だが、
僕たちが見ている地上の世界はほんのほんのごく一部、
海面に浮かび上がる氷山の水面下には巨大な氷塊があるように、
人類の営みのほんの一瞬をつかさどっているのが
「地上」
であって、その繁栄を支え、そして支えてきた多くが
「地下」
に現存していることに僕たちは気づくことはほとんどない
主に土木、建設の仕事の中には、
「掘る」
という工程が欠かせない
地上の数百数千倍の蓄積がある地下という魔物に対して挑戦する
それが、「掘る」という工程といっても過言ではない
・隧道(トンネル)
・共同溝
・地下構造物
などを設置するにた、まず掘るのだが、
「とんでもないものが発掘されて工事がとまる」
結構ある。
・遺跡
・化石
・不発弾
そんな中に、
・空洞(がらんどう)
というのがある。
ほってたら、伽藍洞がありました
ってやつだ。
僕たちは知らないだけで、実はとんでもない危険が地下に眠っていることだってある
空洞というのは構造物だから、荷重がかかれば劣化する
劣化すれば壊れる→地上が陥没する
・その上にたまたま乗用車走ってたらどうなる?
そうゆうことだ
実際に死亡事故など痛ましい事件が報告されてもいる。
現代は地下に対する調査の方法もますます技術革新が進み
事前にそうしたものを認識する方法も増えてきた
僕たち生コン屋ので出番もある
・スラモル
・流動化処理土(LSS)
という製品に代表される、
「人々が知らないうちにかってに浸み入って埋め戻しちゃう」
そんな製品群がある。
あなたの知らないところで、
実は地下にとんでもない魔物(危険)がある。
疑うかもしれないが、本当だ。
僕の工場があるのどかな伊豆地域でも、
1年間で3500立方メートルの空洞が埋め戻されている
(この1か月で1000立方メートル。その数はさらに伸びている)
人知れず地価の空洞を埋める企業
あなたの幸せを人知れず守っている企業
その縁の下の力持ちのような企業も、
生コン屋だ
宮本充也