2019/10/24
【バラ車・バラセメント】
1日に何度もやって来ては、鍵を受け取りハンコを押して去っていく。
生コンプラントに黙々とセメントを供給し続ける「バラ車」について。
・そもそもなせ、「バラ車」というのか?
・積載名として書いてある「バラセメント」とは?
・なぜタンクがあんな形なのか?
ずっと気になっていたので、「バラ車」の運転手さんに聞いてみました。
・そもそもなせ、「バラ車」というのか? →「バラのセメントを運んでいるから」
・積載名として書いてある「バラセメント」とは? →「バラのセメントだから」
・なぜタンクがあんな形なのか?→「えっ、何でだろう...」
うん。分かったのかどうか?も分からない回答をいただけました。
簡単に調べてみると...
セメントは製造されると、
「袋セメント」もしくは「バラセメント」の形態で輸送される。
「袋セメント」は、パレットやトラックに載せられ、小口で搬送される。
対して「バラセメント」の場合は、「バラ車」により搬送される。
バラセメントも、袋詰めのセメントも、中身は同じ。
ただ単に、袋詰めされていない状態 (バラバラ) のセメントのことを「バラセメント」と呼ぶ。
タンク内の構造は、こちらに詳しく書いてありました。
→モーターファン別冊 『町で活躍する働くクルマのすべて』
簡単にいうと、「バラ車」は粉体・液体を運ぶ用途の車。
タンクは積載物を空気の圧で押し出すのに適した形状。
積載物が詰まることもあるので、排出口に向けて重力と圧力が作用しやすくした結果、あの形になった。
なるほど、なるほど。
これでもし同様の質問をされても答えられそうです!
なんで「バラ車」っていうんですか?
→「バラのセメントを運んでいるから」
「バラセメント」って?
→「バラのセメントだから」
あれ?スタートに戻ったような...
NR試験室 二見