2019/11/25
【<言った・言わない>は平行線。状況を素直に受け入れるのが最適解】
「当日朝の生コン依頼」
生コンの発注において、あまり好ましくない。
なぜなら、前日までに準備しておかないと、
生コン打設にはそれなりの準備・手間がかかる。
型枠・バイブ・左官
ポンプ・シュート・トンボ
ねこ・バケツ・面木、などなど。
実際そんな依頼も、たまにはある。
当日までにどうしようもなかった理由など、探せばいくらでも浮かんでくるもの。
さて、「当日朝の代行試験依頼」
これもあまりないことだが、たまにある。
朝いち、出荷前に電話が鳴る。
あれ、朝いちの現場からだ。まさか中止とかじゃないだろうねぇ...
「今日の試験だけど、ちゃんと予定入ってる?」
「えっ、今日のですか?予定には入っていませんけど...」
受話器越し、お互いに緊張が走る。
言葉は発してないのに、その空気感は伝わるもの。
「おかしいなぁ、予定変更した時、ちゃんと伝えたんだよ、ハキハキした女性に」
「いえいえ、そんな事言われても、今日の当日で試験なんて行けませんって!」
なんて事は言わない。
「なるほど。では何とか調整して行けるようにしますね!」と応える。
もうここまで来ると、<言った・言わない>は永遠の平行線。
その状況は素直に受け入れるのが最適解。
朝の出荷前に、試験予約の確認なんて、出来過ぎている⁉
そんな推測など、この状況では何の意味も持たない。
先方、予定変更時の電話口で違和感を覚えたのかな...
その石橋をたたく姿勢に、むしろ感謝である。
そうして、いそいそと現場へと駆けつけるのであった。
こんな時に限って、骨材が40㎜だなんてねぇ。
さて、変更前の予定表を確認してみると...
しっかりと試験の予定が入っているでは、あ~りませんか!(ただのコピペミス?)
NR試験室 二見