2019/11/28
「今日は急遽練り(製造)です」誰でもなんでもできる長岡さくら工場
見本は岡山県の白石建設だ。練りも配車も試験室も経理も運転も。訪ねるたびに違う人が違う場所に配置されているのが強くてしなやかな生コン工場の理想像。朝出社すると「今日は急遽練りです」と笑う池上さん。今日(2019/11/28)は建設ECコミュニティの第1回交流会。
誰でもなんでもできる工場へ!
長岡さくら工場では主に廣川さんが担当している練り。
「今日は急遽練りです」
そんなふうにだれでも座れる。
いつでも製造できる。
それが理想の生コン工場のあり方だと思う。
三須さん(左)の配車業務を傍でサポートのは普段現場調査を主に担当するえりこさん。
受注業務もいつでもできるように。
フリーアドレスといってだれがどこに座るかはその日になってみなければわからない。
環境に強くてしなやか(レジリエンス)に変化する組織構造を目指している。
なるべく役割を固定化したくない。
経験の蓄積のために役割は固定化したほうがいいという人もいる。
ただ、もしかしたらその役割よりも自分に合った役割があるかもしれない。
流動化した労働市場。
究極「生コンよりも他が向いてる」だってありだと思う。
もっと言えば、
「10年生コン練ってたら全然違うもの練るようになりました」
組織ごとまったく違う業態に変化するのもアリだと思う。
何事も決めつけたくない。
いろんな形に環境に応じて変化する。
それは細胞分裂のように。
寒ければ鳥肌が立つように。
暑ければ汗を掻くように。
そんなふうにして毎日流動的に変化する組織。
今日は県内外から50人のお客様が長岡さくら工場を訪ねる。
組織の中の人も外の人も。
垣根なく。
役割や肩書きで決めつけず。
人として交われるようなそんな組織。
さあ、今日はいよいよ「建設ECコミュニティ交流会」が始まる。
いろんな人がいつのまにかそこにいる会社。
社員とか仕入れ先とかお客様とか肩書きで決めつけない会社。
僕だって社長なんて肩書きはとうの昔に意識しなくなった。
みんなちがってみんないい。
そんな組織が理想だと思っている。
宮本充也