2020/01/09
【さもない、さもない、さもない質問】
「配合計画書について質問があると、ゼネコンさんから電話がありました~!
折り返し電話してもらえますか?番号は○○○○-○○○○で~す」
現場から戻り、そんな伝言を受け取るとドキッとする。
あれ、この間の計画書、何か間違えたかな...
・夏季補正もかけたし、
・W/Cなど指定事項も記入したし、
・工期も確認したよな... etc.
あれこれと不安が渦巻く脳内を、シナプスがほとばしる。
いざ、呼吸を整えてから、電話をかけてみると...
「あっ、わざわざすみませ~ん!」(おっ、低姿勢な人で、ひと安心)
「実はですね、今 提出書類を作ってるんですけどぉ」(ふむふむ、それからそれから)
「<工場のJIS表示許可番号>というのを知りたいんですよ」(よっしゃ!これならいける!)
「それはですね、計画書の後ろの方をめくってもらえますか。
そこにJISの認証書コピーが綴じてあるあるはずなんですけど...」
「あぁ、ありました!
この<認証番号>というのでいいんですかね?」
「そうですね。それ以外にJISからの番号はもらってないので間違いないかと」
(ふ~、難問でなくて良かった!)
あちらにも安堵の空気が拡がったようで、
「なぁんだ、さもないことですね!」
「えぇ、さもないことです!
また、不明なことがあれば、いつでもご質問ください」
さもない質問、さもなくない疑問、いつでもお受けいたします!
栗原はるみ以来かな、「さもない」なんて言葉を耳にしたのも。
懐かしついでに、復唱してしまった。
「は~、大抵なことは、さもない さもない」
NR試験室 二見