長岡生コンクリート
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2020/03/04

【無事に還ってくるまでがミッション・現場代行試験】

【無事に還ってくるまでがミッション・現場代行試験】

「トラブル」はいつも突然やってくる。
いや、「突然」やってくるものを「トラブル」という。

現場代行試験。
いつもの如く、道具を積み込み現場へと向かう。

・スランプコーン一式
・エアメーター一式
・供試体採取一式、などなど。

いざ、現場で試験を実施していると...
スコン、スコン、スコン...

エアメーターの調子がおかしい。
スコン、スコン、スコン、スコン...

あれっ?空気が入らないぞ。
スコン、スコン、スコン、スコン、スコン、スコン...

この試験器具。圧縮空気を機器内に密閉して測定を行う。
なのに、その空気を圧縮できない事態が現れた⁉

自転車の空気入れで考えると分かりやすい。
ピストンをシュコンシュコン押しても手応えがないあの感じ...

はてさてどうしたものかと策を練る。
think think think...(ジョン・マクレーンの如く考える)

立ち合い者が来るまでの数分間。脳内がこれでもかと高速回転...
そうか、こうすれば計れるんじゃないか!

IMG_9462.jpg


無事にその場は収めて、プラントへと帰還する。
代行試験は、無事に還ってくるまでがミッション。

プラントでメンテナンスをしてみると、
「あぁ、パッキンの劣化だねぇ...」と、原因が判明。

「よくこれで計ってこれたね?」
「えぇ!○○を◆◆したら、何とか作動しましたよ」「おぉ、なるほど~!」

パッキンも交換して、無事に修理も完了。
ミッション・コンプリート!

IMG_9467.jpg


日頃の様々な業務にも、マシントラブルはついて回る。
「トラブル」の際には、いかに冷静な判断をして行動できるか。そこが肝となる。

かの宇宙船、<アポロ13号>だって、大きなトラブルを乗り越えて帰還した。
無事に還ってくるまでがミッション!

いつも「突然」やってくる「問題」を、「トラブル」と呼ぶ。
そんなもの、無いに越したことはない。

そう、それがただの「問題」だけであれば、
大した話題ともならない、というのが実際のところ。

NR試験室 二見

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士