長岡生コンクリート
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2016/05/11

「ICTとかIoT」

「ICTとかIoT」

生コン営業人生16年生

16年間同じことやってると、時々のトレンドというのがあることがわかる

・乾燥収縮ひび割れ

・養生

・繊維コンクリート

・含浸剤

・スラグ活用

浮かんでは消える様々なトレンドのどれもこれも、

一般にはほとんど知られていないだろうし、

どれもこれも、大したことではない。

そして、今、

・ICTとかIoT

が注目されている。

これもそれら泡沫のようにきえる流行だと断じてしまうと、

かなり危険な判断となる。

考え方が凝り固まっていて、

常に権威主義的で、

人を上下だけでしか見ることのできない人には、

きっと理解のできないとんでもない変化の只中にある。

「これまでのすごい」

がすべてICTやらIoTの出現により、

誰もが経験をしたことのないくらいものすごい度合いで

「陳腐化する」


つまり、今までいばり散らしていた人が、

威張れなくなる

ということになる。


ところで、

ICT→Information Communication てchのぉgy

IoT→Internet of Things

は生コンに関係ないよね?

と思っていないだろうか。

今、現在をきりとって言えば、全く関係ありませんだが、

今実際にある可能性を組み合わせて一つの仕組みにすると、

IoTやらICTやらは、生コンに奇跡をもたらす。

ほんと、

「今までいばり散らしていた人たちが明日からただのおじさん」

になる可能性が非常に高い。

・経験

・知識

というのは、とても重要だと思われ、

それらは、どうしても「人」という資産に蓄積され、

活用される、つまり属人的なものだった。

これからは、それら経験やら知識やらのデータはすべて、

人ではないものに蓄積されていき、

そして、人はそれらを「必要な時に具体的な形として」引き出し、

活用するようになっていく。

「~~さんだからできること」

が、なくなってしまう。


僕はこの時代を大歓迎したい。

ただ単に社会構造上上位にいるだけでいばり散らしていた皆さんが、

これから慌てて勉強することになるのだとしたら、

とても愉快でもあるし、

それに、こうゆう時代にこそ「本物」が適正に理解される環境が生まれるとも思う。


生コンにまつわるすべての知識、

すべての技術的データは、

どこかの偉そうにしているおじさんの部屋の中ではなくて、

ふつーーに、誰でも手にする時代がやっときた。

そして、そのデータをどのように活かすか、

そこに人本来の創造性が生かされるのだと思う。 


宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士