2020/03/20
「生コンでいいことが生まれるのは常に現場!」現場至上主義・共有
新しい価値を生み出す第一歩は認知すること。現場でのリアルを認知し課題を抽出し解決策を探りそれを発信する。その連続が透水性コンクリートや色合わせ補修や残コンソリューションを生み出してきた。現場共有が最も大切!
0.5m3に魂を燃やせ!リアルタイムで共有される現場
現場の状況はこうしてリアルタイムでメッセンジャーグループで共有される。
雨上がり、その現場はぬかるんでいるのか、特別に注意すべき条件はあるのかないのか。
ちょっとした工夫に感動しそれを共有するようなこともある。
なんだっていい。
現場ラストマイルがきちんと全体に共有されることでそれぞれがそれぞれに感じることが大切なんだと思う。
また、こうした共有は自然に他者に対しての思いやりも醸成するかもしれない。
組織にはいろんな仕事をするいろんな人がいる。
誰も、全体を俯瞰して流れを管理・統制する人はいない。
そもそも人は「管理される」ものではなく、自らを管理する自律的な存在だ。
(僕も含めて)現場ラストマイルに身を置く人は組織のみんなに情報を共有することでどんな活躍をしているかが理解される。
どんな顧客と取引しているのか。
どんな現場でどんな思いをしているのか。
目隠しされて「あいつどこでなにやってるかわからない」なんて風通しの悪い組織よりも、それぞれがそれぞれの現場を自由に共有している通気性の高い組織の方がきっとそこにいる人たちも働きやすいだろうし成果もついてくると信じている。
こちらは生コンと並行して製造されている残渣式流動化処理土の現場。
渡正配管工業さんは流動化処理土のお得意様だ。
この材料も言ってみれば現場の認知(現場でその人がどのようなものを見てどのように感じたか)と共有がスタート地点だった。
全ては現場から始まる。
会議室での意思決定もいいけれどその根拠はは現場での知恵であるべきで、傲慢な経営陣の現場に対する押し付けであってはならない。
透水性コンクリートも、色合わせ補修も、残コンソリューションも、全ては現場から生まれた「生コンでいいこと」
誰もが主体的に参加できる。
アイディアを否定されることはない。
思い立ったら行動に移す権利がある。
振り返ることでわかる大切なこと。
「生コンでいいことが生まれるのは常に現場!」
透水性コンクリートだって、その知識に15年前現場で触れた。
その価値が現場の施工者にとって、
⚫︎施工時間の短縮
⚫︎手間のカット
⚫︎課題解決(水勾配、ひび割れ、色むら)
があるということも、現場に身を置いて初めてわかったこと。
そのわかったことをきちんと情報発信し必要な人に届けられるから新製品・新事業が生まれる。
そのようにして生まれた透水性コンクリートは今では生コンポータルの事業の大きな柱となっている。
その後始まった、コンクリートの見た目補修(色合わせ補修)だって、残コンソリューション(Re-con ZERO)だってみんなそう。
今や生コンポータルの事業群全ては現場から生まれて、現場のために還元されている。
だから、経済が生まれ、現場に価値を届けている。
現場(市場と顧客)に常に身を置いてなければならない。
その反応を自ら認知して、共有して、課題解決策を生み出し、市場と顧客に伝える。
だからこそ新しい価値が現場に届けられるプロセス。
全ては現場から始まっている。
そして、ITの時代、そんな現場での認知はリアルタイムに組織や社会全体と共有されるようになっている。
それぞれの人にとっての現場が一番大切。
その現場を埋れさせておくのは当事者にとっても全体にとっても勿体無い。
あなたや僕の活躍はもっともっと発信しよう。
共有しよう。
そのことで現場はもっと楽しくなる。
もっと仕事は明るくなる。
そう信じています。
いつも現場共有ありがとうございます。
宮本充也