長岡生コンクリート
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2020/04/10

「新型コロナウイルス感染症 社内予防について」生コンポータル・長岡生コンクリート

「新型コロナウイルス感染症 社内予防について」生コンポータル・長岡生コンクリート

主要都市において緊急事態宣言が発令されあらゆる人・もの・金・情報の流れが制限される状況となった。セルフマネジメント(自分で自分を評価し自分で報酬を決める)を導入して2年目を迎えている生コンポータルでは特定の誰かが決めるのではなく多くの意見をふまえ自然発生的にガイドラインが生成された。



新型コロナウイルス感染症 社内予防について

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(以下、社内メッセンジャーグループに共有された池上さんからのメッセージ。原文ママ。)


各位
皆様のご意見をもとに池上・小松にて新型コロナウイルスに対するガイドライン(案)を作成しました。

新型コロナウイルス感染症 社内予防について

ニュースや新聞、ネット記事でも話題になっている通り、表題の感染症は私達にとっても他人事ではありません。自分が発症せずとも「感染しているかもしれない」という考えのもと予防や拡散防止のための行動をとりましょう。メディアでも取り沙汰されている通り、このウイルスは無自覚に感染を広げ、免疫力の低い人、持病を持つ人、体力の低下している人に発症・重症化する恐れがあります。大切な人や身近な家族・友人が罹ってしまえば誰を責めることもできません。
仕事に至っては感染者が確認され次第いわゆる「犯人探し」の目に晒され、事業も通常通りとはいかなくなるかもしれません。
よって以下のガイドラインを提案します。
保留がなければそのまま明日からこれらの対策をとるようにしませんか。

・マスクの着用
マスクが手に入りづらい状態ですが可能な限りマスクを公私ともに着用してください。

・出張
先日、会計上の観点からも出張については合理化するようにしていくことを決めました。必要な出張についてはこれまで通りで構いません。県外等特に非常事態宣言が発令されている地域に電車・車問わず出張した場合は基本7日間出社を控えてください。

・手洗いうがい、消毒
消毒用アルコールのストックは僅かですが、手洗いうがいは事務所出入りの際励行しましょう。

・海外渡航の禁止
海外渡航は原則禁止とします。

・毎日の検温
毎朝体温を測り、37.5度以上熱がある場合は自宅にて療養・テレワークとしてください。体温はグループにて必ず報告してください。

・会議、ミーティング
原則5名以上の会議は屋内で実施しないでください。5名未満の会議でも取り付けられた窓はすべて開け放ち、マスク着用の上実施してください。

・外部来客
来客がある際はその方の今朝の体温を伺うようにしてください。37.5度以上ある方との面談は中止してください。

・接待交際、会食
店舗等での飲み会、食事会は欠席してください。


これらは案です。今すべて決定ではありませんし、決定したとしても強制力なんてありません。
季節柄花粉症や単なる風邪、ちょっと疲れて熱が出た程度でも新型コロナウイルス感染症罹患者扱いされる世の中であり、誰の心にもそのような心情は大なり小なりあります。すべての人がすべての人に思いやりを持った行動を心がけ、仕事・私生活が健やかであり続けられるよう全員で協力していきましょう。



これらは案です。今全て決定ではありませんし、決定したとしても強制力なんてありません。

世相を眺めていると、

「〜〜が〜〜してくれない」

が目立つ。

自己責任という言葉があるが、政府やら企業におんぶに抱っこのサラリーマン根性はいつのまに日本人の心を蝕んでいたのだろう。

誰かが何かをしてくれるまで待ってる時代ではない。

主体的に自ら行動を移すことが求められているのはなにもコロナに始まったことではない。


当社(生コンポータル、長岡生コンクリート)では2年前から自主経営(セルフマネジメント)を導入している。

意思決定は自分自身で行う。

他人を強制することはできない。

暴走を防ぐために「助言プロセス」を原則とする。

(「ティール組織」より)


ようやくこうした文化が板についてきたようで、当社では経営陣(そもそもそんなものもなくなってしまった)に対して「方針を示してください!」みたいな議論は皆無だった。

問題や機会に対してそれを感じた人が当事者として仲間の助言を参考にしながら意思決定を行うという文化が息づいている。

今回の問題(コロナ)に対しても個人が動いた。

組織に集う仲間たちは全員信頼できる自律的な立派な大人だ。

だから、決定を押し付ける必要はない。

押し付けられる必要もない。

疑義があれば声を上げて自らが当事者として責任のある行動を起こす。


問題も機会も組織や個人を鍛えてくれる。

もちろん感染対策は万全であるべき。

ただ、問題に対してオロオロしているだけではなく、僕たちを鍛えてくれる機会くらいに思って進化・成長を企図したい。

コロナはチャンスだ。

コロナのおかげで全体的に建設にもIT化がが加速度的に浸透している。

ZOOMで打ち合わせやセミナーが当たり前になった。

以前よりも効率が良くなっている。

問題は僕たちを鍛えてくれるチャンスだ。

オロオロせずにできることを全力でやって行こう。

各位の健闘を祈る。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士