2020/05/19
【三島のザギンは広小路、では三島のギロッポンは?・ローカルネーム】
「場所はぁ、三島の六本木交差点のエネオスね」
生コン予約の電話対応には、油断ができない。
「はい、三島六本木のエネオスですね。
承知しました。予定に入れておきます」と復唱する。
電話を切ってから調べてみると...
三島に「六本木」なんて名称の交差点は存在しない。
「三島 六本木」と検索しても、
せいぜい六本木までのルートが表示されるのがいいところ。
(新幹線で約70分か)
(これなら「ヒルズ」にも通える圏内だな)
(ヒルズに勤める人は、通ったりしない層だな)
(そんな膨らむ想像は放っといて...)
試しに「六本木交差点」と検索すると、
そりゃあ、ナイトライフな「六本木」が現れる。
続いて「三島 六本木交差点」で検索すると、
やっと出てきました、いくつかのローカルな物語が...
何でも、
・ここに以前「六本木」という名の<ラーメン屋>があった。
・そのラーメン屋以前には、「六本木」という<喫茶店>があった。
・店どうしの因果関係、なぜ「六本木」なのかは不明、などなど。
結論として、「三島玉川」という交差点のことが、
「六本木交差点」と呼ばれていることが分かりました。
生コンの運転手さんにも確認したところ、
「昔からそう呼ばれているねぇ」
「地図には載ってない名前だよ」
「通称だね」とのこと。
なるほど、正式名称よりも通る俗称。
地元業者に使われ続けている呼称。
グーグルマップにだって追いつけない情報、
まだまだあるんですね。勉強になりました!
NR試験室 二見