2020/06/17
【ワーキングメモリの節約】
現場での代行試験。
スランプ OK、空気量 OK!
原則的には、
それらを確認してから、供試体採取。
ところが、一度置いた供試体を並べなおしている若手。
「え、どうしたの?」と聞いてみると...
「いや、左から並んでた方がいいかと思って」
おぉ、それは素晴らしい発想だ、と賞賛していたところ、
「これって、何か決まりはあるんですか?」
と、問い返してくる。
「まぁ強いて言えば、日本語は横書きだと左から読むからいいんじゃない」
思いついた理由を、とりあえず口にする。
「ま、縦書きなら右からも読めるから、極論、並んでればどっちでもいいんだな」
結局、理由なんていくらでも後付けできてしまうもの...
素晴らしいと思ったのは、
決まりがないところに、自分でルールを決めたとこ。
どっちでも良くないところに<マイルール>
これを適用されると、<非効率>
どっちでも良いところに<マイルール>を適用するのは<最適化>
この差、決して小さくないのが実際のところ。
脳内ワーキングメモリの節約。
いちいち迷わないところが、重要です。
NR試験室 二見