2020/07/03
【段取りのいい人:アポ・予約】
「明日なんですけど、天気が雨模様なので、
そちらに写真撮りに行きたいんですが、大丈夫ですか?」
何の写真かはさておき、
こういう事前のアポを取ってくれる監督は、ありがたい。
「これから行って大丈夫?」「午後って空いてる?」
そんな一報があればまだしも、突然やって来る人だって、まぁまぁ存在する。
「明日は午後でしたら、どの時間でも大丈夫ですよ」
大抵はそんな風に応える。生コンプラントの午前中は忙しい。
「じゃあ、昼の打合せ後に行くから、1時半かな」
「かしこまりました。では、お待ちしております」
仕事を俯瞰している監督は、だいたい段取りがいい。
雨の日だって、職人を遊ばせない段取りを組んでいる。
さて当日、「これから向かうから、準備しといて下さいね」
一報が入ると、こちらの段取りも組みやすく、行動に予断がない。
20分後、監督がやって来て、第一声。
「うわ、やべっ!デジカメ忘れた」
「ごめんなさい!プラントで撮ってメールしてもらえますか?」
<予断>はないが、<油断>はある。「了解で~す!」
前日から、写真を撮りにくると予約・段取り。
それなのに、カメラを忘れるという大失態...
<買い物出かけて、財布を忘れる>
そんな、サザエさんのような一面、垣間見れて安心しました。
人は失敗をするのが大前提。
完璧な人など、存在しない。
そんなトラブルを、どうリカバリーするのか。
そちらの方が、より、重要なのだと感じます。
NR試験室 二見