2020/08/06
「《設備投資》と《慈善事業》が趣味の河島コンクリートから【ピース君】プレゼント?!」
「首都圏でその名を知らない者はない」と言われる日本一の出荷量を誇る河島コンクリートの河島慎吾社長の趣味は《設備投資》と《慈善事業》(とPSYとタバスコ)。この度、慎吾社長より白石建設(岡山)に届けられたのは《ピース君》。こうした地道な活動(慈善事業)を通じて少しでも生コンを身近にしたいという試みだ。「そのテストピースなら生コン屋さんでどっさりもらえるよ!」。
(※写真は白石建設井形常務とピース君)
《慈善事業》が趣味なんです
ピース君という名前だそうだ。
DIYなどで花壇の縁石だとか駐車場に何かと重宝するあの円柱型のコンクリートブロック。
このテストピースはあちこちで見かける身近な存在(出典:https://www.kaneyasu-con.co.jp/category/1454087.html)。
確かによく見かけるけど、「これ、どこに置いてあるの?」みたいな存在ではないだろうか。
ちなみにGoogle画像検索で調べているとなんと!
メルカリで売ってる!!
しかも、1個300円!!
これぞ、情報格差というやつなのだろう。
ご存じない方もいらっしゃるだろうからあえて解説を加えておくと、実はこのテストピース、生コン屋さんにとっては単なる「ゴミ」。
捨てるもの。
ていうよりも、捨てるのに苦労しているもの。
お払い箱。
確かに花壇の縁石とかに重宝かもしれないけれど、生コン屋さんでは「出荷したコンクリートの強度を確認するために使われる」サンプルピースであり、その確認が終わったら捨てるしかないもの。
生コン屋さんを訪ねればそれこそ喜んで大量にくれることだろう。
※「生コン屋さんをもっと身近に」生コンマッチング。
「知っているようで、知らない」
BtoBを70年以上続けているともはや情報は内向きに循環するようになる。
世間一般を気にしなくなる。
メルカリでテストピースが販売されていることそのことがBtoB産業の弱さを示しているのだろう。
そんなテストピースをモチーフにキャラクター化するそのセンス。
さすがは日本一の出荷量を誇る河島コンクリートの河島慎吾社長と言わざるを得ない。
ピース君の背中には河島コンクリートのロゴが「カ」マークが。
同社は毎年花火祭りの時期になるとこうして構内を近隣住民や取引先に開放し交流を図っている(https://www.kawashima-concrete.co.jp/)。
生コン工場は結局地域や取引先あっての存在だ。
そんなコミュニティーに自分たちの貢献をさりげなく、そして効果的に知ってもらうための施策。
同社の趣味である《設備投資》に加えて、《慈善事業》からも今後目が話せない。
もしこちらをご覧になって「ピース君可愛いな。欲しいな」なんて思った方がいらっしゃったら。
きっと慈善家河島社長からどっさり届くはず。
ご連絡先はこちら!
TEL: 03-5921-0308 FAX:03-5921-0908
ちなみに、事前の了解は一切取っておりませんが、慈善家なので大丈夫!
「慎吾社長のピース君を2ダースください!」
きっと気持ちよく対応してくれるはずだ(当方は責任を一切負いません笑)。
これからも、生コン工場のPR活動を折に触れて紹介していきたいと思う。
生コンはBtoBで情報発信も内向きにばかりしてきたことで本当に一般に知られない存在となっている。
産業に身を置く人たちは当然のことだが他の産業同様誇りを持って仕事に打ち込んでいる。
「知られていないことは存在していないことと同じ」
インターネットと企業関連系の時代、少しでも自分たちの価値を発信することで、僕たちのフィールドはきっと広がっていくはずだ。
5年目を数える生コンポータルの活動でもそれを日々実感しているところだ。
宮本充也