2020/09/29
【発注者あれこれ、よりも、担当者あれこれ】
「こっちは<県土木>。あれは<町>の発注。で、ここは<ネクスコ>」
巨大な造成工事の一角で、監督が遠くを指さしながら説明をしてくれた。
「発注者の違いで全く変わりますよね、管理の仕方も」
生コン製造側から見ても、その管理の違いは明らかである。
国土交通省、県土木、市町村、様々な発注者の中でも、
ネクスコの基準が細かいというのは、よく聞く話。
「ここの担当者はね、その上、本当に細かいんだよ...」
ゼネコンの監督からは、不満が次々とこぼれてくる。
基礎的な知識のない担当者の場合、こうなることが多い。
そんな中、現場からSOSを受けて訪れたのが、この現場事務所。
実際に担当者から投げかけられた質問は、
確かに、マニュアルにはあまり載ってないような内容でした。
・なんで7日強度の供試体を採るんですか?
・現場水中養生と標準養生の効果の違いは?
・供試体のサイズを使い分ける理由は何? といった類のもの。
どんな質問が飛んでくるのかと身構えていましたが、
それらの質問には、具体例を添えて回答することができました!
え?この監督と同じ疑問を抱いていましたか?
であれば、回答はお近くの生コン試験室にお尋ねくださいね。
滞りなく、
応えてくれることでしょう!
NR試験室 二見