2021/04/01
「セメント新聞さんの協力を取り付けました!」夏子ンクリート

いつの間にか始まっているコンクリート系オンラインサロン「夏子ンクリート」に関して昨日セメント新聞の改発記者に取材をいただいた。なんと、その取材にはセメント・コンクリート業界の美しすぎるリーダー猪熊夏子も登場!
⚫︎「夏子ンクリート」招待リンク:https://discord.gg/GUswgCy9(1日で期限が切れてしまいます。ご希望される方はメールフォーム迄)
セメント新聞が夏子ンクリートに記事提供!
取材に颯爽と登場したのはセメント新聞猪熊夏子専務。
左下、白石建設武南社長。
取材してくれたのはセメント新聞の記者改発さんなのに、改発さんが写ってる画面のスクショを撮り忘れた。
悪意はない。
ついつい、改発さんが写ってない時にスクショしてしまっただけだ。
そんな改発さん曰く、
「ディスコードに入るの苦労しましたわ」
「本当にディスコードみんな使えるんですかね?うちの若い子にやり方教えてもらって、なんとか今入れました」
夏子の声は透き通ってキチンと聞こえていたのだが、改発さんの声はなんだか水中で喋ってるかのようでうまく聞き取れなかった。
コンクリート系オンラインサロン「夏子ンクリート」って何?
そもそも名前が夏子ンクリート。
セメント・コンクリート業界の人ならその由来を猪熊夏子と考えてもおかしくなさそうだが、タイトルと猪熊夏子さんとの関係はない。
ただ、思いつきで夏子ンクリートになっている。
そして、誰が思いついたか、定かではない。
偶然、夏子ンクリートというオンラインサロンの名前と、猪熊夏子専務のファーストネームが重なっていた。
なんという奇跡だろう。
これはきっと何かある。
今後の夏子ンクリートと猪熊夏子の今後から目が離せない。
20代の頃、僕にも経験があるが、若手の得られる情報は実に限られていた。
ZENNAMAから階層を通じて降りてくる情報はご当地の生コン組合などの会議体が受け皿となって各工場に伝わっていた。
まるで阿弥陀籤、回覧板方式である。
その情報の真偽も途中定かでなくなってしまうなんてことも少なくなかった。
そして、白石建設さんのように組合に所属していないアウト工場にとって情報収集はさらに困難を極める。
公式の情報伝達システムからは届かないので、独自に取引販売店や友好関係を持つ生コン工場から情報を集めるよりほかなかった。
情報の不公平。
また、今となっては笑ってしまうような話だが、以前ZENNAMAではHPに情報を載せるに際して「アウト工場が見るかもしれない!」という理由で見送った経緯がある。
なんという閉鎖的な業界なんだとその当時も思っていたが、今となっては笑い話だ。
そんなだから、例えば理事でも役職者でもない若き生コンパーソンの情報活動は嫌でも制限される。
組合から工場に戻ってきた社長とか専務、工場長の共有だけが情報源と言っていい。
こんなんでは目隠しされた状態で生コンをやれと言われてるようなもんだ。
日々の業務も忙しいからなかなか組合エリアの外、あるいは県外に足を運んで行って一次情報をゲットすることも難しい。
例えばセメント新聞に書いてあることもどこか遠くの世界の出来事のようにしか思えない。
他人事のようだ。
セメント新聞から定期的に夏子ンクリートへの記事提供(コンクリートテクノ)取り付けました!
そんな情報の流動性が極めて低い産業であることは今後の発展にとっていいはずがない。
産業は風通しよく色々なチャンスが流通すべきだ。
それは、業界メディアとしても同じ。
1 to ALLの一方的な情報配信にあって、業界メディアは受け手側がどのようにその情報を受け取ったことを知る術はない。
もちろん、リアルで出会う機会はないではないので、「先日の〜〜の記事は〜〜だったね」というフィードバックはあるのかもしれないが、僕にも経験があるが知り合いの評価ほどいい加減なものはない。
そのフィードバックには意図があるものだ。
純粋に思ったことを口にしてくれるような生々しいフィードバックは望むべくもない。
そこで、セメント新聞はこの新たに始まったコンクリート系サロンに自社の記事を定期的に提供してくれることになった。
サロンの住人からすれば、その記事をピックしていろんな人々が色々な意見表明をすることそのものが価値のある情報になる。
そして、業界メディアからしても、匿名・ROM専が許された空間で表明される意見はリアルな反応を得るための有益な手段ということができる。
偶然、セメント新聞の専務のファーストネーム夏子を冠したオンラインサロン。
これからも、匿名・ROM専を中心に多くの参加者が見込まれている。
セメント新聞(もう一方のコンクリート新聞の積極参加も期待している。神戸さんには参加頂いてます。ありがとうございます)など業界メディアもこの仮想空間を盛り上げてくれることとなった。
これまでの画一的な情報収集手段にあって、夏子ンクリートは第3の方法論を提示することになる。
インターネット以前には地方の生コン製造所にいることは情報弱者を意味していた。
ただ、ここからは違う。
生コン・セメント産業で起きているリアル、一次情報に瞬時に触れることができる。
エントリの方法もディスコードをDLしアカウントを作ってから招待URLをクリックするだけだ。
すぐに夏子ンクリートの仲間入りとなる。
「セメント新聞さんの協力を取り付けました!」
夏子ンクリートが盛り上がる。
産業における情報の流動性は高いほうがいいに決まっている。
その空間では辺境の意味あるタレントが抑圧され埋もれる心配もない。
もっともっと賑やかに。
夏子ンクリートの使命の1つでもあるようだ。
宮本充也