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2021/11/15

「宮本君。生コンだけやってたら頭バカになるぞ」橋本政昭

「宮本君。生コンだけやってたら頭バカになるぞ」橋本政昭

昨日(2021/11/14)静岡県伊東市で野村商店前副会長橋本政昭さんの告別式が執り行われた。当社長岡生コン、そしてこの僕宮本充也にとって、その歴史上最も影響をいただいた英傑のご冥福をお祈りするとともに、これからを担う僕たちの決意表明を弔辞に寄せた。(撮影:野村勝也さん)



めちゃくちゃ怖い橋本さんへ

めちゃくちゃ怖い橋本さんへ。

「俺が死んだら、お前、しゃべってくれ」

いつかその日がやってくることは覚悟はしていましたが、まさかこんなにも早くやってくるとは。

正直言って受け入れられないし、とても苦しくて、悲しいです。

こうして橋本さんと改めてむき会っていると20年近く前まだお会いしたばかりの頃にだるま(寿司)で向き合っていたことを思い出します。

その時に橋本さんから切り出されたのは、伊豆さくら工場(野村商店)と長岡生コンの共同事業・ジョイントベンチャーでした。

当時、そのエリアではまだ事例もないとてもチャレンジングな取り組み。

橋本さん。

当時の僕はまだ駆け出し20代のこわっぱ。

一方の橋本さんは油の乗り切った50代バリバリの時代。

あの当時業界の評判は、「あの若い子、橋本さんにいいようにやられちゃうぞ」というものだったそうです。

それは他でもない僕自身が何かされちゃうんじゃないだろうか、会社ごと飲み込まれちゃうんじゃないか。

怖くて怖くて、どうしようもなかったことを思い出します。

しかも、「威圧感が服を着て歩いているような」橋本さんはそんな僕の心中を知ってかしらずか、「宮本君。お前なんか、騙そうと思ったら3秒で騙せる。そのつもりならすでに騙してるから、安心しろ」

めちゃくちゃでした。

そんな橋本さんは、その後理事会で噴出する反対意見(JV・集約に対するやっかみによるもの)を片っぱしから蹴散らして行きました。

橋本さんは、めちゃくちゃ怖かったけれど、でも、とてもかっこよかった。


めちゃくちゃ怖い橋本さんへ。

JVが始まった当時、橋本さんは口癖のように僕にこう言ってました。

「宮本君。生コンだけやってたら頭バカになるぞ」

その当時生コンしかやってなかった僕はその言葉が本当に悔しくて悔しててしかたなかったことを思い出します。

一方の橋本さんは当時次から次へと新しいことに果敢にチャレンジしていました。

もちろん、失敗もたくさんあったけど、次第に細っていく生コンクリートに危機感を募らせ、リスクを取るその背中は本当にかっこよかった。

悔しかったけど、僕もそうなりたいと本気で思った。

橋本さん。

先月、新規事業が売り上げも利益も本業生コンを超えました。

あの時の橋本さんの言葉があったから、今の僕はあります。

橋本さんのおかげです。

これまでも、そして、これからも。

橋本さんは営業や事業運営など僕にとっての永遠のバイブルです。


最後に。

本当は繊細で、思いやりの深い橋本さんへ。

結婚のときにナコードをお願いした橋本さん。

「俺は、良くも悪くも敵が多い。公式な場で宮本君を型にはめるのは良くないからやめておけ」

そう固辞されました。

でも、三島大社で開かれた結婚式にはこっそり来てくれましたよね。

本当にうれしかった。

橋本さんは福島県朝霞市出身だったからこっちに子供の頃からの友達がいない。

だから、仕事を通して出会う人たちが俺の友達。

よくおっしゃっていました。

その言葉通り、取引先や先輩、同僚や部下や後輩に寄せる思いやりは人一番大きいものがありました。

そんな橋本さんだからきっと向こうに行っても木村とおるさんをはじめ、先に向こうにいらっしゃる仲間の皆さんと楽しく過ごせるでしょうね。

皆さんと酒盛りしながら、僕たちのことをケタケタ笑いながら見守っていてください。


橋本さん。

橋本さんが作った長岡さくら工場は17年目。

今、勝也さんと一緒に、次のステージに飛躍しようとしています。

橋本さんの背中に追いつくだけじゃなく、追い越せるような。

橋本さんのように、僕たちも大きな事業を達成できるようにがんばります。


別れは本当に辛いです。

悲しいです。

橋本さんはいつも僕の心の中で生き続けてください。

安らかにお眠りください。

ありがとうございました。



引退され、それほど時間もたっていないのに、永遠の眠りについた橋本政昭さんの命日は11月7日。

通夜、告別式と、英傑の業績に改めてみんなで触れることで、僕たち世代の心に改めて火をつけてくれました。

死ぬ時まで、そんな演出をする橋本さんは、本当にずるいし、かっこいい。

いつまでも、憧れの存在でいてください。

どうか、安らかにお眠りください。

お疲れ様でした。

本当に、ありがとうございました。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
あとじゃん先生(宮本充也)

1級(造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

エクステリアプランナー(2級)

メーカーは消費者のことを啓蒙する必要のある素人として軽んじている。
「最近の施主はインターネットで付け焼き刃に知恵つけやがって」
こんなプロ施工者や製造者のひどい声を聞かされることもしばしば。
ものづくりは消費者の方を見ていない。 [ 続きを読む ]

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