2016/11/03
「生コンマイレージ」
KPIという言葉があって、
Key Performance Indicatorの略称。
これは、「何事も数字で管理できる」ようにする、
例えば、試算表などのように、会計数字もそうだけれど、
それ以外にも、
・見込み客訪問回数
・電話がかかってきた数字
・商品ごと問い合わせ数
など、経営に関連しそうな出来事などをいちいち数字→KPIとして管理をし、
成果との関連性や傾向を把握して意思決定や戦略構築の参考とするもの。
出だしから非常に読みたくなくなる内容だと我に返ったが、
本日は、「文化の日」
たまには、文化人ぽい書き方から、本日も生コンブログの始まりである。
さて、今度弊社長岡生コンクリートでは、
「生コンマイレージ」
なるサービスを開始しようと思っている。
弊社の経営理念の一つ、
「生コンクリートを使うすべての個人の幸せを最大化する」
というのがあるが、
日に多い時には数百立方メートル、年間には数万立方メートル、
製造出荷をさせていただいている弊社生コンクリートだが、
よくよく考えれば、それはお客様をはじめとする個人の生活と意志決定が、
形となった結果でしかない。
ついつい、経営合理性から考えると、
1回に何千、何万立方メートルをご利用いただく大手ゼネコンのようなユーザを大切にしてしまいがち。
そして、その現場で注文に携わる人は2~3名。
ただ、よくよく考えると、0.5立方メートルのような、小口小ロットの現場にも、
2~3名は必ず携わっている。
昔から、弊社長岡生コンの考え方は、
「大口の現場などのように、多くの業者が出入りし提案されまくっている2~3名よりも、小口小ロットの2~3名を感動させる方が楽」
という合理性の元、とにかく小口小ロットを大切にしている。
結局のところビジネスは、
「どれだけ多くの人に共感してもらったり感動してもらったりしたか」
が結果であり、
そんな共感していただいた個人が僕たち長岡生コンを支えてくれる存在。
大手航空会社のように、
「沢山たまったら地球一周も無料」
みたいな大盤振る舞いはできないにしても、
僕たちができる最大限の還元を、
弊社長岡生コンのお客様(個人)にと考えている。
そうした個人ひいては社会とまじりあうことで、
地域になくてはならない長岡生コンであり続けたいと思っている。
冒頭に書いたKPIは未来経営塾(https://bpcom.jp/crammer/)で学び、
数年前から弊社でも実行している習慣。
今回も「生コンマイレージ」というKPIを設定してみて、
いかに普段からご注文いただいているお客様に支えられているかを、
社員一丸となって理解するとともに、そんなお客様個人個人に対する感謝と尊敬を、
これからも持ちづづけたいと思っている。
生コンマイレージサービス、始まります。
大好きなお客様みなさんが少しでも喜んでいただけるよう祈っています。
宮本充也