長岡生コンクリート
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2016/11/19

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「国を動かす時が来た」ALL CONCRETE

「国を動かす時が来た」ALL CONCRETE

GNNとコンクリート技術交流会のプログラムも無事終了。

合同懇親会には集計不可能(200名近い)な、

大勢のコンクリート関係者が集まり技術論議を締めくくった。

それぞれの人にとって朝から夜までコンクリート尽くしの1日だったと思う。

昨日11月18日土木の日にはZENNAMA理事長会議もあったというから、

東京都内のコンクリート関係者の人口密度は高かった。

そして、それぞれの人にとっても、

「コンクリート新時代」

の幕開けを予感させる1日だったと思う。


1日を通して感じたテーマは、

「国を動かす時がきた」

ということ。

コンクリートのように水の次に流通する材料であれば、

インフラの最重要基礎資材であり、

これがなければ経済活動はなりたたない。

だから、規格行政がきちんとその流通を管理し、

もって安心安全なインフラ整備が運営されるべき。

こうした文脈の中からコンクリート産業は縦型な構造となった。

そして、世界で最速の高齢化というどの国も経験をしたことのない時代に臨む。


昨日の交流会やパネルディスカッション、プレゼンで浮かびだされたテーマ。

・リサイクル

・省人化

・迅速施工

・IoT

・低環境負荷

・サステナビリティ

・防災

世界最速でこうしたテーマに向き合わなければならない、

「日本のコンクリート」

前向きな意味で、変化を迫られているコンクリート新時代。

往時、世界でも稀な高度経済成長を支えた縦型の産業構造。

今やその産業構造はなるべくして変化する時期にある。

コンクリートに関わる全ての人が当事者となって新しい形をつくるとき。

そのためには、現在の縦割りの在り方の負の部分を変化させなければならない。

つまり、国を動かす時が来た。


もちろん、個人や一民間企業の単位でできるわけもない。

昨日東京でコンクリートにかかわる会合に参加していたすべての団体。

ZENNAMA、生コン青年部協議会、各地区生コン工組、ACRAC(再生骨材コンクリート)、日本コンクリート技術、コンクリート二次製品業界団体、GNN、各団体の協賛・後援団体・・・etc

それぞれが、個別の文脈で、個別の主張をするのではなく、

CONCRETEが貢献できること

という、共通項をそれぞれに認識し、一つになる。

ALL CONCRETE

コンクリートに誇りを持ちコンクリートを通して社会をよくする。

そこに、垣根は必要ない。

そんなことを強く感じさせる記念すべき1日となった。


CONCRETE 4.0

コンクリート第4次産業革命。

きっと、それぞれの解釈があったと思うけれど、

世界最速で変化する我が国のコンクリート産業。

その大きなうねりの一端をすべての人が垣間見たのではないだろうか。


宮本充也


※「CONCRETE 4.0」「コンクリート技術交流会パネルディスカッション」全プログラムムービー配信予定

GNN→https://genki-namakon.net/

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士