2020/10/19
【消波ブロック・tetrapod-1】
8月末、海岸沿いに確保された作業スペース。
そこに積み重ねられた、まだ汚れていない型枠群。
不動テトラが持つ商標登録。
消波ブロック<テトラポッド>の製造現場。
組み上がった型枠を眺めると、そのサイズ、
だいたい顔の高さ(1.5m)といったところ。
監督に聞いてみる。
「これ1体で、どのくらい(の生コンが)入るんですか?」
「一応ね、カタログ値によると、0.8m3」だという。
さらには、一日に15個の打設・製造で予定を組んでいるらしい。
ということは、だいたい<12m3/日>
大型車で、3回運べば、ちょうどいい計算となる。
<打ち込み・脱型・型枠を転用して再設置>
このサイクルで、グルグルと回して製造していくのだろう。
「ところで、全部でいくつ作るんですか?」問うてみると...、
監督はこちらを振り返り、ゆっくりと「557個」と返答した。
ちょっとすぐには計算できなかった数値。
息継ぎをして、考える。
一日15個だから、10日で150個。
30日稼働で、450個だから、そこから100個プラス...
まぁ、とりあえず、
直ぐには終わらないことが容易に想像できました。
(ちなみに、製作はまだ終わらずに、日々生コン出荷は続いている)
(つづく)
NR試験室 二見