2020/10/22
【相互の配置にも気を配る・tetrapod-4】
型枠の高さは1.4m。
そこに土嚢袋の高さも加わる。
よって打設口は、成人男子の身長ほどの高さとなる。
現場では、<立ち馬>を使って打設作業をしていました。
この<立ち馬>の使い方も、上手く考えられています。
なるべく移動が少なくなるような、型枠の相互配置。
一回<立ち馬>を設置すると、2か所分の作業に届く。
それぞれの作業で、毎度上り下りをすると、非常に動きのムダ。
これが毎日の作業ともなると、
そういう小さな動きだって節約したいところ。
動きをラクにする工夫。
如何に手間をかけずに作業を進めるか。
その工夫は随所にあり、
型枠設計の中にも見付けられました。(つづく)
NR試験室 二見