長岡生コンクリート
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2020/10/23

【腰にはハンマ一丁・tetrapod-5】

【腰にはハンマ一丁・tetrapod-5】

テトラポッドの型枠は、基本の4枚で構成されている。
それぞれが同じ形状なので、汎用性も高い。


その型枠の相互をつなぐものは、
<ピン>と<コッター>(テーパーの付いた楔状のもの)


どちらも、ハンマーで叩いて締まる仕組みとなっている。
あとは端部の開口部を塞ぐ、エンドプレート。


こちらは、クランプで締め込む仕様。
クランプの先端部分(ネジの反対側)にもピンが使用されている。


こうすることにより、何が違うのかというと、
型枠の組み立て時に、<余計な道具は必要ない>、ということ。

IMG_1504.jpg


極論、職人はハンマ一丁、
腰にぶら下げとけば、作業ができてしまう。


さらに、生コン作業をしていると、
必ずどこかにこぼれてしまうのが宿命...


そのこぼれた先に、ネジ山、
または細かい接合具があると、その処理に手を取られます。


反面、<ピン>や<コッター>であれば、
多少、生コンが付着しようが、あとから叩けば済むだけの話。


つくづく生産性を高める工夫が感じられる形状ですね。
(つづく)


NR試験室 二見

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士