2020/10/03
【webによる立ち合い-2】
生コンプラントの能動的な取り組みとしての、
<web立ち合い>というのは、やったことがない。
しかし、ゼネコン主導の<web立ち合い>の実績はある。
問いかけてきた商社の営業マンも興味を持つ。
<大手ゼネコンが予算をかけて開発したソフト>
そんなイメージが先行するが、実際それを試行していたのは地元ゼネコン。
プログラミングの障壁が低くなったのか、
そういう先進的な取り組みをしている地方のゼネコンはいくつかある。
さて、実際に<web立ち合い>を実施したのは、<現場代行試験>
カメラの付いたヘッドセットをヘルメットに装着。
カメラクルーが、慣れない操作でフラフラしながら現場の様子を実況する。
「え、何...?、よく聞こえない...」などとつぶやく。
そんなこんなで、一回目の代行試験は早々と終了...
2回目は打ち合わせをした上で、仕切り直して撮影開始。
「違う、違う、そっちじゃない」
「え、そっちはまだ準備中?」
「あ、通信が切れた...」
そんなこんなで、二回目の代行試験も終了...
そして、三度目の正直でリトライ!
と思いきや、
スマホ片手に<ZOOM会議>のような画面で近付いてくる監督。
「なんか、結局、こっちの方が早いや!」
そんな試行錯誤で進められていた<web立ち合い>
動きやすい組織だからこそできるイノベーション。
その発想と実行力が素晴らしい。
(でも、そう遠くない未来には当たり前になっているんでしょうね)
NR試験室 二見