2017/06/22
「ZENNAMA新会長は吉野氏」
たまには業界のことでも書こうか。
もちろん生コンにも業界というのがある。
組合とかカルテルとかあまりいいイメージを持たれていないかもしれない。
だが、ZENNAMAといって生コンクリートの品質維持や安定供給のため、
生コンの全国組織があるこは一般にどれほど周知されているだろうか?
ZENNAMA → 全国 生コン
全圧連という団体がある。
よく、全国圧力団体連合会、の略称だと間違われるが、
全国コンクリート圧送事業団体連合会
の略称であることはあまり知られていない。
こちらもコンクリートポンプ圧送を業としている人たちが集まった団体。
同じように生コンを業としている人たちが集まった団体が、
ZENNAMA
実は、今日、6月22日はZENNAMAの総会があった。
注目は会長人事。
前会長は岩手県出身の阿部さんといって素晴らしい人格者。
若手の育成、生コン業の将来像を見据えるその眼差しは、
多くの生コンにかかわる人たちのカリスマであった。
そのカリスマの後任。
それはとても重責のはずだから自然注目が集まった。
情報によるとZENNAMA新会長は吉野氏ということだ。
厳しい時代だけにその重責ははかりしれないだろう。
長期経済低迷、
ポスト2020
つるべおとし。
建設業を取り巻く環境は非常に厳しい。
だが、生コン業界が選んだ吉野氏に期待をしたい。
i-Construction
をはじめとして明るいニュースがないわけはない。
新会長吉野氏を全力で応援していきたいと思う。
しかし、生コン業はつくづく特殊で面白い産業だと思う。
1.5時間の壁
JIS規格に定められている限定された商圏の中で商う。
それだけならまだしもカルテルを許されている。
世界的にもまれな業界。
その業界をリードする団体であるZENNAMAは僕が知る限りとても明るい人たち。
事務所を訪ねるとみなさんとても気持ちのいい笑顔で明るい挨拶をしてくれる。
個人名は伏せるがとにかく皆さん人懐こくて明るい。
事務所はかくあるべきといつも思う。
いつもありがとうございます!
閉鎖的で一般社会から隔絶されているイメージがあるかもしれない。
「生コン屋ってどんなイメージ?」
きっとイメージがわかないのではないだろうか。
70年を迎える生コン産業。
他の産業も同じように僕たち生コン産業も脱皮しなければならない。
新陳代謝を促進して現代にふさわしい業界となる。
そのためには僕たち生コン工場自身が考え方を今の時代にフィットさせねばならない。
多くの課題がこの先に山積みの生コン業界だが、
新会長吉野さんの手腕に期待が集まる。
生コンに携わる一人としてできるだけの協力をしたいと思う。