長岡生コンクリート
オコシコンは高い透水性を持ちながら表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

2022/03/21

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「コンクリートはミキサー車を呼ぶのと自分でこねるのと1立米は金額は大体どのくらい違うのでしょうか?」解説

「コンクリートはミキサー車を呼ぶのと自分でこねるのと1立米は金額は大体どのくらい違うのでしょうか?」解説

頼まれてもないのにWEB上で交わされるコンクリート関連DIYの質疑応答にプロが顔と名前を晒して解説を加えるシリーズ「コンクリートはミキサー車を呼ぶのと自分でこねるのと1立米は金額は大体どのくらい違うのでしょうか」。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12218679177



ミキサー車 vs 自分でこねる

「コンクリートはミキサー車を呼ぶのと自分でこねるのと1立米は金額は大体どのくらい違うのでしょうか。」

金額だけで比べたら自分でやれば少し安いかもしれませんが大差ないでしょう。

私の地域では1㎥13,000円ほどで生コン頼めます。

時間を指定してこちらは軽便バイブもって待っていればいいだけ。

自分でやったら1㎥だけで数日に分けて何回か打つ羽目になりそうですね。

仕上がりも生コンの方がキレイだし、DIYで1㎥も打つなら生コン1択だと思いますよ。

地域差あるので金額は見積取ってみましょう。

口頭でその場で答えてくれるかも。

 

「金額だけで比べたら自分でやれば少し安いかも」は間違い

⇒参考記事:【徹底比較】「ホームセンターでDIY生コン(ドライ生コン)が一番安いはまやかし!」生コン価格

ベストアンサーのNDさんも陥っている罠。

「ホームセンターはなんとなく安そう」

参考記事をご覧いただければすぐにお分かりの通り生コン屋さんから届く生コンは圧倒的に安い。

当たり前のことだが、10t単位で大量仕入れする原料を使って製造工場で製造している。

ホームセンターに並べられているちまちま小ロットが価格で勝てるはずがない。

なのにもかかわらず、ロットの魔術というか。

ホームセンターに並べられているあらゆるものの激安感は人々の心理に深く影響を与える。

「大差ないでしょう」

は真っ赤な嘘であると断っておこう。

「こちらは軽便バイブを持って待っていればいいだけ」

これも、危うい。

そもそも生コン屋さんは常日頃からB to Bつまりプロを相手にしている。

バイブだけ持ってたって運ぶための一輪車や材料を配るためのスコップを持たずに鼻歌まじりですかしているような素人など相手にしてくれないはずだ。

「冷やかしなら帰ってくんな」

の世界だ。

生コン工場を馬鹿にしないほうがいいだろう。

「DIYで1m3も打つなら生コン1択」

は僕も同感。

1m3とはいえ、ドロドロ流動体が1m四方ものサイズになる。

自分でこねていたら最初の数回で楽勝で折れてしまうことだろう。

NDさんは随分生コン屋さんと親しげだから大丈夫なのかもしれないが、一般に生コン工場は素人(DIY)を相手にしない。

時間ばかりがかかって他のプロのお客様にご迷惑をお掛けするからだ。

とはいえ、DIYになるべく積極的に取り組もうとしている生コン工場も皆無というわけではない。

生コンポータル(庭コン)では一般に解放されている生コン工場を施工業者・製造業者マップで公開している。(マップは記事下部に掲載)

普段プロばかりを相手にしているとはいえ、それだけでは低迷する産業の課題を打破できないことを知っているからだ。

DIYという手段を通じて生コンが社会にもっと身近に理解されるようになる。

そのことで適正に生コン産業の担う役割を知ってもらう。

 

防草やぬかるみ対策ならオワコンでDIY可能

今回取り上げた質問では土間コンを普通のコンクリートでDIYを行う話だったが、そもそも素人(DIY)には難しいという問題もある。

型枠の準備や水勾配の考慮、ブリーディングの見極めや職人技が必要となる仕上げなど、準備段階からかなりレベルが高い。

家周りの防草やぬかるみ対策として防草シートや砂利敷きよりも効果ある物を作りたいと考えるなら、他の方法を検討した方が良いだろう。

もし、お庭や犬走りなど家周りの防草やぬかるみ対策として土間コンの施工を考えているなら、DIYでも比較的簡単に施工ができる造粒ポーラスコンクリート オワコンがおすすめだ。

造粒ポーラス構造を採用したコンクリートで内部に無数の隙間を持ち、雨水などの水分を全て通して排水することができ、草が生えてこないように蓋(防草)をすることができる。

価格も決して高くなく普通の生コンクリートに近い価格でありながらDIY可能なコンクリートだ。

敷設→均し→仕上げの簡素化された手順で素人DIYerでも施工が可能だ。

この簡素化された施工については、ぜひ下記動画を見てもらいたい。

 

 

当社旧製品(ドライテック)でお困りの方へ

現在も一部流通している旧製品ドライテックでお困りの方々への救済措置についてご案内しています。

【安い!】材料の価格がダウン。採用しやすい金額に

【らくらく施工】施工しやすい性質に改善

【つよい!】ドライテックを超える平均強度

”オコシコン(旧・ドライテック)改善点について”

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:採石業務管理者/2級FP技能士

オコシコンとドライテックの違い
オワコンとオコシコンの違い
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