コンクリートに関わる学生さんや研究者の皆さんに朗報。生コンポータルでは研究や卒論のお手伝いを無料でおこなっている。その中身についてご紹介。

卒論や研究のお手伝いなら無料

生コンポータルで「卒論」「研究」

1週間のスケジュールで研修（「卒論」や「研究」を目的）に来ている学生（左・ヤンさん・横浜国立大学細田暁研究室所属、右・カイさん・明治大学小山明男研究室所属）。生コンポータルでは研究者や技術者の卵の受け入れを積極的に行っている。

「残コナ」による「造粒」実験

実際の残コン（スランプ23cm）を「残コナ」で「オワコン」（造粒ポーラスコンクリート）にする実験。

みるみる流動性が失われ造粒された残コン。「オワコンの素（Y弾）」ではなう、「残コナ」からでも「オワコン」が製造できることが明らかとなった。

生コン工場の設備で実験やり放題

ヤンさんのテーマは、「残コナ」「オワコンの素（Y弾）」それぞれを用いて製造した造粒ポーラスコンクリートの比較に関するもの。

仮にこれ、研究室で同じようなことをしようとした場合、材料の手配から全て自前でやることになるため2週間は準備だけでかかってしまところだが、生コン工場（生コンポータル）なら全てが揃っているから「思い立ったら即」が可能。

ゲストハウス（滞在無料）までついてる

なお、kr（研修リゾート）は生コンポータルが所有するゲストハウス。卒論など研究を目的に利用した学生さんや研究者の方々は併設されてあるPonds（露天風呂）の利用も無料。

作業もデスクワークもやりたい放題

ゲストハウス1FはQuarry（オープンオフィス）となっていてWi-Fiも完備されている。

裏手にはLab（実験棟）が設置されてあるため、思いついたら実機による試験練りもできる。

生コンポータルが大盤振る舞いする理由！

併設されてあるLumber（カフェ）での打ち上げの様子。仕事や勉強だけでなく、胸襟を開いた温かい交流が研究を加速させ、実装が生まれると信じている。

作者・宮本充也