2020/07/10
【東京】「公共・大規模プロジェクトに続々採用!《ドライテック》15年の下積みが解放される」東京都・歩道

東京都発注。前回施工につづき通路舗装を透水性コンクリートで2日目。雨天でも施工できたが、晴天であれば養生を考えなくてもいいため作業はさらに捗る。さすがは公共物件トータル面積は700m2超!
製造:岡庭建材工業(担当:江川直人、施工:生コンポータル直営、707m2、100mm厚)
東京都700m2超に採用!《小よく大を制す》透水性コンクリート「ドライテック」
施工Before。
前回(https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_1195.html)雨の中養生しながら施工した東京都発注の通路舗装案件第2日目。
今回は晴天の中清々しく施工ができる。
東京都発注
日頃透水性コンクリート施工事例の紹介は戸建て住宅がメイン。
それもそのはず、ドライテックは「生コン屋さん発」の透水性コンクリート舗装。
生コン屋さんといえば日本中に3200点在する「地元の頼れる」存在。
戸建て住宅の基礎や外構工事など比較的小規模な案件にもフットワーク軽く生コンをお届けする。
どうも学会論文や新聞を眺めていると「生コンといえば超高層建築や巨大なダムなどのようなインフラの基礎資材」というイメージがつきまとう。
ただし、生コンは「水の次に流通する存在」。
もちろん、超高層建築にも用いられているが、それを製造する工場と同じ設備であなたの家の基礎コンクリートも作ってお届けしている。
生コンクリートという分野は実に裾野が広いのだ。
そして、「東京都発注の透水性舗装」のような規模も大きく公共性の高い物件にも採用される。
それが、ドライテック。
小さな場所でまめに製造され届けられるということは、大規模案件ならより効率よく楽にお届けできるということだ。
「小よく大を制す」
これが、生コン屋さんの透水性コンクリートの真骨頂。
既設透水性コンクリートに突き合わせ目地になるように新しいスパンを打ちついでいく。
施工手順は変わらず、敷設・均しに続いて、写真のように30kgプレートコンパクタが追いかけ転圧。
700m2もの大規模面積で通路のような延長方向への施工となればフローも安定し仕上がりも見事だ。
施工After。
東京都発注の公共事業に見事に映える出来栄え。
施工After2。
周辺造園工事に先立ち通路舗装が先行され今後周辺も整備されていく予定。
「小よく大を制する」ドライテックの快進撃は始まる
このところ急増しているのが今回のような大型案件。
10月には著名建築家である隈研吾設計が手がける大規模プロジェクトでも施工が予定されている。
⚫︎参考記事:【東京】「生コンはあらゆるリサイクルの受け皿だ」隈研吾に採用された透水性コンクリート・ドライテック
今寄せられている引き合いも戸建て住宅はもちろん多いが、1000m2を超える案件も目白押し。
こうした大規模案件が実際に形になるには引き合いから数ヶ月、あるいは1年以上に及ぶ場合もある。
気の長い話にはなるけれど、現在のこの状況は1年後あるいは数年後、
「当たり前に公共物件や大規模プロジェクトにドライテックが用いられる」
ことを意味する。
そうしたプロジェクト案件に採用されればそれはさらに安心や信頼として一般に還流する。
コンクリートの舗装といえば透水性コンクリート。
そんな常識が醸成されていく。
東京都やJR東日本、隈研吾や電力会社、UR、JKK。
戸建て住宅とはまた幾分違った発注母体から多く寄せられる熱視線。
これらは何も営業努力が実った結果ではない。
15年間戸建て住宅という小規模な分野(それでもリアルに顧客の評価にさらされる場所)にせっせと情報発信と納品を繰り返してきた結果。
やっぱり世論にダイレクトに情報発信をしてその価値を評価に晒す。
これが最も大切なのだと思う。
世の営業活動はともすると効率の良い大規模発注母体にすり寄ろうとする。
ただ、効率はいいかもしれないが、そうした発注機関は基本的に「前例踏襲」。
透水性コンクリート「ドライテック」は長年の下積みを経て今や戸建て住宅の当たり前になりつつある。
つまり、施工実績が圧倒的。
昨日今日出てきたポッと出では無い。
営業活動やマーケティングに近道や一攫千金はない。
さあ、小よく大を制する。
日本の全土を対象にした普及促進はこれからさらに加速する。
宮本充也