2020/01/13
「コンクリート土間の打設を1人でDIY」解説

DIY×生コンでGoogle検索。中には僕たちプロも唸らせる挑戦に取り組んでいる記事も見つかる。「コンクリート土間の打設を1人でDIY」(https://o-ism.com/diy/concrete-soil)。
お見事!自作の転圧機(プレート)
紹介されている施工After。
この土間コンはウッドデッキ設置のための下地ということで水平がきちんととれていて荷重にたわまない強度さえ確保されていればOK。
その意味ではDIYにとても向いている。
そのDIYの様子はhttps://o-ism.com/diy/concrete-soilにて動画付きで解説されている。
中でも素晴らしいと思ったのは「自作転圧機」。
路盤工に必須アイテムの転圧プレートは当然一般の方々には馴染みが薄い。
その転圧機を自分でお作りになられた。
確かに重いもの「コンクリートの塊」を備えたこの道具でどんどんと叩きつければ締め固められた路盤(下地)を施工できる。
車両の乗り入れがないようなこうした箇所ならまったくこれで問題ない。
そして、生コン製造。
こちらでは「ドライコンクリート」を採用されていた。
注意点として「素人が配合を作ったらめちゃくちゃになってしまう」とあり、そのアドバイスもすばらしいと思う。
市販の乾燥生コン(ドライコンクリート)はその点配合がきちんと組まれているため、そうした心配もない。
ここでプロから一言付け加えるとしたならば!
ぜひ、生コン屋さんから生コン購入も考慮してもらいたいということ。
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/diy_14.html(【ガチバトル】「乾燥生コン(インスタント・袋)と生コン屋さんどっちが安い?」DIY・生コン )
生コン屋さんから届く生コン(最低ロット0.5m3)の場合、
⚫︎砂利
⚫︎砂
⚫︎セメント
だけじゃなく、
⚫︎水
⚫︎化学混和剤(生コンをもっとよくする調味料みたいなもの)
が既に配合された状態で届くので、上述コストだけでなく、現場での製造にかかわる作業負担も軽減することができる。
ただし、「DIYを日曜日や祝日に」と考えた場合ほとんどの工場はお休みであるためその点には注意が必要だ。
生コンポータルではDIY×生コンを積極的に応援しています!
僕たちは生コンのプロ。
閉鎖的な生コン産業がこのままではまずいという課題を立てている。
もっと開放的で通気性の高い産業を目指すための具体的な武器として。
DIY×生コン
に可能性を感じています。
その具体的な生コン、透水性コンクリート。
生コン屋さんから届くこの生コン(透水性コンクリート)ならもっともっとDIYに向いている。
ドライコンクリート(乾燥生コン)と比較しても、
kg単価が20円くらいに抑えられているので、お値段としても申し分なし。
しかも、水や混和剤がきちんと配合された状態で現場に届く。
プロの施工指導も付いている(https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/6250m2diy.html)
さらに、雨など水をそのまま大地に吸収する性能を持っているため、「水たまり」「草むしり」「水勾配」から解放される。
この生コンを通して「生コンがもっと身近に」なることを生コンポータルでは全力で推進していきます。
これからも、生コン×DIYに果敢に挑戦する全ての人たちのために有益な情報を発信していきたいと思っています。
宮本充也