長岡生コンクリート
ドライテックは高い透水性を持ちながら
表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

2020/01/19

「特集巨災リスク:首都圏浸水の危機シナリオ、荒川氾濫なら被害90兆円規模に」解説

「特集巨災リスク:首都圏浸水の危機シナリオ、荒川氾濫なら被害90兆円規模に」解説

1月17日にリリースされたニュース「特集巨災リスク:首都圏浸水の危機シナリオ、荒川氾濫なら被害90兆円規模に」。この深刻な想定リスクにどのように向き合っていくのか。水の次に流通する生コンの視点から解説。
https://jp.reuters.com/article/japan-risk-flood-idJPKBN1ZG0BG



90兆円のリスクに向き合い僕たち生コン産業ができること

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このまま水害被害額はどこまで伸びていくのか。


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真備に住む誰もが想像すらできなかった西日本豪雨に飲み込まれた光景(https://mainichi.jp/articles/20180722/k00/00m/040/106000c)。



はたして問題解決策は「強化」にあるのか。

政府と東京都は今年、産業界との協力で浸水回避の対策などに積極的に取り組む方針だが、実現までには数年ないし10年超の時間がかかる見通しで、大水害の再来に対応できない可能性も否定できない。

(文中より引用)



グラフを見れば一目瞭然。

この10年でどれだけその被害額が膨れ上がったか。

そして、これから10年はどうなる。

「産業界との協力」

これまでの文脈を踏襲するならば、さらに治水工事が発注されることだろう。

⚫︎護岸の強化

⚫︎排水設備の強化

もちろん、産業界は喜ぶ。


「やった!たくさんの予算が降ってくるぞ!」



僕が生コンに入職して最初に違和感を感じたこと。

「台風がまた暴れてくれたからたくさん仕事ができるぞ」

一般には非常に不謹慎に感じられるだろう。


あちこちの崖が崩れる。

河川が決壊する。

すると、建設業の出番だ。

ついで生コンが必要とされる。

だから、もっともっと自然に暴れてほしい。


こんなことを産業を支える大の大人たちが内内の会合で喋ってるのだ。

まだ何もわからない学生に毛が生えたくらいの若者には違和感が生まれるのは当然だ。



強化、強化、強化、その先にあるのは?

記事中にも出ているではないか。

「実現までには数年ないし10年超の時間がかかる見通しで、大水害の再来に対応できない可能性も否定できない」

10年経ったら自然災害の方がさらに強化されている。

強化 vs 強化

どこかで聞いたことがある。

冷戦時の核開発。

強化、強化、強化、その先に何があるか、途中で気づいたはずだ。

自然は敵ではない。

そもそも自然と人の関係性が壊れてしまったのはここ100年〜200年のことだ。

人類の歴史からすればほんの瞬きするくらいの時間で起きた出来事。



「強化」から「調和」への連鎖へ。

コンクリートは人の暮らしを豊かにしたのは事実だ。

今からユニクロやアマゾン、セブンイレブンやスマホの利便性を捨てて縄文人の生活に戻ることなどできない。


今からできることがある。

これまでの発注機関と産業界の関係性では想定されていないこと。

「強化」から「調和」へのパラダイムシフト。


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ドライテックに代表される透水性コンクリートは全国3200と言われる生コン工場のどこでも製造が可能。

その製造も施工も急速に一般化し、今では一般家庭の外構工事にも採用されるようになった。

こうした最先端のコンクリートテックは残念ながら旧来の政府と産業界の関係性には見出されてはいない。

過去数十年としがらみを構築してきた関係性を支えるパラダイムは「強化」。

「調和」を前提とした先端技術に光は当たることはない。

しばらくはこのまま血税を湯水のように投入した「強化」の道を辿ることになるだろう。



上記は生コンに携わる一市民の信念だ。

巨大な産業構造に簡単にパラダイムシフトを誘引できるとは思ってない。

事実20年近く既存産業構造の中で情報発信を続けてきてその殻の厚さは誰よりも知っているつもりだ。

有力な政治家を使って働きかけたとしても固くて分厚い産業界の構造は変化させることはできない。


今、力を入れていること。

それは、

⚫︎インターネット

⚫︎DIY

で直接一般市民の集合意識に訴求する活動。

https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/123.html

(真備町復興に透水性コンクリートが採用される)

日に3本以上のコンクリートテックに関する記事を発信する。

この活動はすでに4年を数えようとしている。

また、急成長を遂げた新市場DIY。

https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/diy_7.html

こうした取り組みの中で一般市民と産業界(建設、生コン業界)が相互理解し合える機会を模索している。


強化、強化、争いの先に問題解決はやってこない。

妥協ではない、調和。

お互いに支え合う。

自然と人。

その関係性は本来支え合うものではなかったか。


自然破壊の象徴コンクリートが何を偉そうにと言われてしまうかもしれない。

ただ、現代の最先端のコンクリートテックは理論上実現可能なのだ。

自然と人が調和する環境。


「特集巨災リスク:首都圏浸水の危機シナリオ、荒川氾濫なら被害90兆円規模に」

今、変化の時がきている。



宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

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