長岡生コンクリート
ドライテックは高い透水性を持ちながら
表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

2021/07/11

【京都】「" 1日仕事(土間コン)" vs " たったの30分(ドライテック)"」吉岡商店・岡田石工業

【京都】「

京都府京丹後市。施工岡田石工業初めてのドライテック。カラードライテック打設。カラー:バイフェロックス960G(黄色)C×3%配合。当初5.75m3/46m2の打設を予定していたが雨天の為少ない方(1.5m3/12m2)を打設。
製造:吉岡商店(担当:吉岡広光)、施工:岡田石工業(1.5m3/12m2、100mm厚)



顔料配合を公開!

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なんと顔料タイプのドライテック現場の共有は京丹後のドライテッカーこと吉岡広光さんから。

バイフェロックス960G(黄色)C×3%。

なんと、その内訳まで公開・報告くださった。

バイフェロックス960G(黄色)

(もしかしたら920G?)

C×3%

きっと意味がわからないと思うので解説を加えると、バイフェロックスとは顔料のこと。

LANXESSという顔料メーカーがコンクリート着色専用に製造・販売している。

また、C×3%とは、コンクリート中に含まれる結合材(C=セメント)に対して質量で3%配合している、という意味。

たった3%でもこれだけの色合いが出てくる。

僕も最初は結構感動した。

着色による特徴やメリット、注意点などは同社HPから確認できる(https://www.ozekinet.com/pigments_dyes/bayferrox/)。

ドライテックの場合基本はトップコートと言って、材料に配合せずに完成後に表面塗装を推奨している。

トップコートにも、着色にもそれぞれいいところ、悪いところがあるのだけれど、「生コン工場にとって難易度が高い」のは顔料配合。

全ての生コン屋さんが喜んで対応してくれるとは限らないのが顔料。

(製造後ミキサーなど設備に色がついてしまうため、洗浄などの追加作業が発生するため)

どうしても顔料配合を希望する場合は別途製造者との協議が必要となる。

ちなみに、吉岡商店では顔料配合を基本として出荷している稀有な生コン工場の1だ。

それだけで、同社の積極性が窺われる。

⚫︎参考記事: 【京都】「顔料を直接投入して撹拌することによって色付きに現場で変化」吉岡商店・山翠園

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にしても、カラードライテックの施工風景はなかなか映える。

普段味気ない(って言ったらちょっと自虐的だけど)灰色ばかりを見ているので、黄色がかった生コンクリート(ドライテック材料)は施工もちょっと楽しいのではないか。

また、平坦性の確保(平らにするための工夫)もそれぞれの地域、それぞれの施工者によってまちまちで面白い。

レーキや角材などで水平をとる方法が一般だが、今回の現場では通常の土間コン打設に用いるタンパで水平を確認している。

また、プレートコンパクタによる締め固めにはベニア(4mm厚)を用いて凹凸(不陸:ふろく)の発生がないように注意。

施工の岡田石工業初めての施工とは思えない手際の良さ。

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施工After。

お見事な仕上がり。

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実はこちらの現場の翌日の様子は前後したが以前紹介済み。

⚫︎参考記事: 【京都】「豪雨にもかかわらず全く水たまりのない地面を見た時の感動」吉岡商店

手前側に水たまりが発生しているにもかかわらず、ドライテックの路面は「まるで晴れているかのように」水たまり1つ見られない。

梅雨時期は断続的に雨に見舞われるため、残りの大きい面積については晴れの日を見計らって打設予定だ。

すでに1回目の施工で完璧な手応えを掴んでいるため安心して計画を組むことができるだろう。



降ったり止んだり施工各位もなかなかご苦労のこととお察し申し上げる。

ドライテックを知らずに今も土間コン一択で施工を段取りされている方にとっては深刻なことだろう。

以下は、土間コン vs ドライテックで施工上の特徴を比較したもの。

これまでの土間コンの常識

  • ブリーディングや仕上げなどで作業が1日仕事となる
  • 左官屋さんと生コン屋さんの予定が合わず工期がずれる
  • メッシュ配筋施工の面倒と打設中の足元の面倒
  • いつも頭を悩ませる水勾配の問題
  • 土間コン表面に発生する「色むら」と「ひび割れ」でお施主さんとトラブル
  • そのほか面倒くさいが沢山

新しい土間コンの常識

  • 夕方から打てる土間コン→完成までたったの30分(住宅外構)
  • 午後なら生コン屋さんの予定も入りやすい
  • 水勾配を考えなくてもいい、透水性コンクリート
  • メッシュ配筋の設置不要、打設作業も楽
  • ペーストがないから「色むら」がない「ひび割れ」が見えない
  • その他ハッピーが盛り沢山


「1日仕事(土間コン)」 vs 「たったの30分(ドライテック)」

施工者であれば、これが何を意味するかわかるはずだ。

梅雨時期にもドライテックは順調に出荷を伸ばしている。

土間コンの場合、「降水確率80%では絶対に見送る」その施工も、ドライテックなら「雨の合間の晴れ」という短時間(1〜2時間とか)でアドリブが効いてしまう。

その後はブルーシートなどで直接雨が当たらないように簡易養生しておけばOKだ。

こんな施工上のアドバンテージも、日々現場を訪問したり共有していただいた施工者らの声を分析しそれをブログのような形で発信し、さらに市場と顧客からの反応を真摯に受け止め続けてきた結果、わかったこと。

現場に寄り添ってきたからこそだ。

これからも生コンポータルでは現場からのいちいちの報告を丁寧に扱って、今も土間コン一択や他の舗装材(インター、アスファルト、他)で苦しんでいる人々にチャンスを提供していきたい。

「地球に蓋しないコンクリート」

もう、全国どこでも一律に供給可能となっている、この事実をきちんと伝えていきたい。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
あとじゃん先生(宮本充也)

1級(造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

メーカーは消費者のことを啓蒙する必要のある素人として軽んじている。
「最近の施主はインターネットで付け焼き刃に知恵つけやがって」
こんなプロ施工者や製造者のひどい声を聞かされることもしばしば。
ものづくりは消費者の方を見ていない。 [ 続きを読む ]

水勾配がいらない土間コン「ドライテック」については
こちらをご覧ください。

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