2020/07/20
「駐車場の舗装(土間コンクリート)をとにかく安く済ませたい人たちへ」(週刊生コン 2020/07/20)

セールスパーソンの説明ほど切ないものはない。市場と顧客は「安くて良いもの」が欲しい。説明後の「でも高くなります」という言葉で関係性を構築してきた《売り手》と《買い手》のその距離は何千mもの隔たりを生む。「駐車場の舗装(土間コンクリート)をとにかく安く済ませたい人たちへ」。本当の「安い」を教えます(週刊生コン 2020/07/20)。
「材料は《高い》のにどうして《安い》駐車場になるの?」土間コン vs 透水性コンクリート
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/_vs_3.html
先週7月18日から始まった新シリーズ。
これまでひたすら毎日施工実績を更新しコメントを付していたブログ記事だった。
これまで1万件を超える施工実績の採用実績を別の角度から分析して記事化する。
それも、
「土間コンでやった場合、実際はいくらになることが想定されて、透水性コンクリートだとどのくらい安くなったのか」
の解説シリーズ。
「《排水》にはこんなにお金がかかるんだね?」土間コン vs 透水性コンクリート #2
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/_vs_2_1.html
早速リリースされた#2。
担い手である僕たちにとっても実は意外な結論。
生コンポータルや実際に生コン(透水性コンクリート)を製造して現場にお届けしている生コン製造者は「施工は知らない」。
実際に運んでいる材料は「高い」。
生コン工場は日頃から「単価」で評価される。
だから、生コン組合を組織して大手ゼネコンとの交渉に団体で対峙する。
アウト工場になったらなったで常に「どこどこよりも〜〜円高いぞ」と天秤にかけられる。
透水性コンクリートは通常の生コン(21-18-20N)などに比べて提示価格は2倍を超える。
施工全体の知識の薄い生コン製造者にとっては「こんな高いものが売れるはずがない」という負け慣れがある。
「ウッヒョー、安いね!ありがとう!」
なんていう顧客(施工者)は基本的にいない。
施工者は「なるべく安く」製造者は「なるべく高く」という取引関係に協同は生まれづらい。
透水性コンクリートはそんな二項対立(もっといえば、施主を含めた三項対立)の問題を解消して統合した。
製造→施工→施主全ての当事者に「安い」と「良い」を提供した。
その詳細が、本シリーズ《土間コン vs 透水性コンクリート》で詳らかにされる。
ポイントは、「排水」。
そして、「時間」。
この2要素が「安い」を生むプロセスを明確に証明する。
さらに、ライフサイクルコストと言って売り手と買い手の交渉時点ではなかなか実感を伴って理解しづらい「安い」についても解説していきたい。
まだ住む前には問題とならない、
「ぬかるみ」
「草むしり」(除草)
「平らじゃない」(水勾配、傾斜);
「水たまり」
「コケやカビの生育」
こうした住み始めてから一定期間経ってから浮上する各種問題解決にあなたなら「いくら」かけるだろう。
こうした、イニシャル・ライフサイクル両面から、「安い」を定義する。
「駐車場の舗装(透水性コンクリート)をとにかく安く済ませたい人たちへ」
生コンポータルの透水性コンクリートに関するブログは新章を迎える。
宮本充也