2021/02/25
「生コン製造者の協力が無い北九州エリアでたくましく普及するドライテック視察」大分綜合建設・All round

1泊2日で訪ねた現場立会の帰り道、All round新井さんのご厚意によりこれまでのドライテック施工実績の現場を視察することができた。今一度考え直してみると、これって本当にすごいことだと思う。「生コン製造者の協力がない北九州エリアでたくましく普及するドライテック視察」。
⚫︎参考記事1: 【福岡】「残コンで施工できそうな場所を決めておく」サカヒラ・All round
⚫︎参考記事2: 【福岡】「All round新井さんが教えるドライテック施工のワンポイント動画マニュアル集」
北九州ドライテック視察ツアー
テラス前の水はけが問題となっていた。
写真では分かりにくいが境界道路側から建物に向けて1%程度の勾配(逆勾配)となっている。
大雨のたびにテラス前が水浸し。
「なんとかならない?!」
ということでAll round新井さん提案によりドライテック採用。
そして、さすがは残コンマスター新井さん。
余った材料をすかさず「毎年雑草に悩まれていた」というお施主さんのためにプレゼント。
粋な計らいだ。
All round事務所兼置き場前・半外の舗装にドライテックが採用されている。
天然石舗装は数年経つと紫外線劣化などの影響で人がよく出入りする場所は特に骨材が飛散してしまうのはバインダーが無機系だからであり、ドライテックのようなセメント・無機系バインダー舗装には起きない現象
現場では5年ほど前に試験施工されたという天然石舗装の現在を撮影することもできた。
All round(北九州市)の事務所半外舗装に採用されたドライテックに水を張ったバケツをひっくり返してみたら音を立てて一瞬で水が吸い込まれていく様子。鍵は転圧のタイミング
余った材料で施工したという半外床部分のドライテックはものすごい勢いで水を吸い込む。
駐車場に採用されたドライテックのキワ(構造物との設置点)が特に白くなっているのは滞水により溶出し析出してしたエフロレッセンス(白華現象)と呼ばれるコンクリート特有のカルシウム分
何がすごいって、ご当地北九州エリアの生コン製造者が一切協力してくれ無いってこと
もちろん、大分綜合建設のクッキー(ご担当の九鬼さん)やサカヒラのような遠方からでもものともせずに協力くださる生コン製造者の存在があったれば。
でも、普通諦めてるところだ。
だって、水飲みたいって時に、コンビニもなければ蛇口もないって状態なのだ。
諦めるほかないだろう。
でも、新井さんは違った。
コップを持ってあちこちウロウロした笑。
だからこそ、クッキーのような女神にも会える笑。
(そして、クッキーもものすごくて、北九州に運ぶだけじゃなく、大分全県カバーするという気合の入りっぷり)
ジョジョの奇妙な冒険で「スタンド使い同士が寄せ付け合う」みたいなのがあったと思うが、すごい人ってのまた別のすごい人を見つけて、そんで持って、なんとかしてしまうのだろう。
そして、驚くことなかれ。
このドライテックの施工実績は半年も経っていない時間の中で起きた出来事なのだ。
とんでもないスピード感!!
生コン工場に恵まれた土地だったとしてもこうはいかない!!
1泊2日の北九州弾丸ツアーは大変刺激になりました。
ご当地の名物までいただいてしまって、しかもご家族の皆さんにまでご挨拶させていただいて、感謝感激でした。
エクスショップへのご協力もご快諾いただいて、何から何まで本当にお世話になりました。
心より御礼申し上げます。
そして、本当にすごいAll roundはここからだと思う。
鎖を解き放たれ、その活動領域は北九州に止まらない。
九州全域、そして一部中四国を含む広域におけるドライテック施工協力を約束くださった。
「生コン製造者の協力がない北九州エリアでたくましく普及するドライテック視察」
なんか、こう、じんとくるものがありました。
これからも引き続きよろしくお願いします!!
宮本充也