2020/01/11
「素人ができる生コンなのに施工しないの?」DIY旋風到来(月刊透水性コンクリート Vol.30)

透水性コンクリートメルマガ。いよいよ生コン(透水性コンクリート)は素人が施工(DIY)する時代となった。ここではDIY×生コンに関わる全てを一挙紹介。「素人ができる生コンなのに施工しないの?」。
DIY施工実績はこちら
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/diy_7.html
山形、千葉、栃木、富山、愛知、埼玉、東京、岡山。
日本全国で今「生コン」に異変が起きている。
生コンの施工といえば「プロの領域」。
多くの建設会社や施工者がその施工の腕を振るう領域。
その領域に透水性コンクリートがDIY旋風を巻き起こしている。
よくある施工者の声。
「聞いたことない材料だから断る」
もうしわけないけど、こうした施工者は時代に取り残されることになるだろう。
「素人ができる生コンなのに施工しない」
つまり、オワコンを意味することになる。
DIY施工指導員という役割が新たな市場を拓く
「生コン打ちまで素人にやられたらおまんま食い上げ」
そんなふうに悲観するのは時期尚早だ。
あなた(プロの施工者)の腕と経験てそんなもんだろうか?
素人が生コン打ちをやっちゃうからあなたの仕事はなくなる?
そんなちっぽけなもの?
施工指導員という新たな役割。
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/6250m2diy.html
いかにDIYとはいえ素人さんに丸腰でやってもらうわけにはいかない。
勝手な施工されて勝手な評判を立てられたらそれこそコトだ。
だから、DIY案件にはすべからくDIY指導員を配置するようにする。
プロの施工者(または製造者)が失敗しないように有料で立ち会うのだ。
そして、想像してみて欲しい。
その施工現場は土間コン打って終わりだろうか?
カーポートは?
植栽は?
ブロック積みは?
ネットフェンスは?
はたまた外壁塗装は?
そこにはあなた(プロの施工者)の腕が求められる他のフィールドが広がっている。
DIY施工指導員という役割が新たな市場を拓く。
決して悲観するトレンドではない。
DIYが広がれば広がるほど。
エクステリア(建築外構)というフィールドも広がっていく。
DIYが広がれば広がるほど。
一般のエクステリアに対する認識も充実するだろう。
そして、あなた(プロの施工者)への理解も広がる。
DIY=仕事がなくなるではない。
まるで逆で、DIYが市場そのものの拡大を誘引することになる。
「素人ができる生コンなのに施工しないの?」
ちょっと挑発的な問いかけかもしれない。
ただ、気付いて欲しいのだ。
今のまま何も変化しない建設市場なんてありえない。
今も変化が連綿と続いている。
その只中に僕たちプロの製造者やプロの施工者が立たされているということに今気づくべきなのだ。
チーム月刊透水性コンクリート
宮本充也