2020/09/15
《FMラジオ出演》「あなたが暮らす街に操業する生コン工場でも製造可能な普通の製品」

生コンポータル地元FMラジオ局「クールチョイス」(環境省提供)でなんと透水性コンクリート《ドライテック》が紹介された!アスファルトとコンクリートとの違い。コンクリートと透水性コンクリートとの違い。環境に優しいコンクリートテクノロジーは全国の地元の失われてしまった自然と人との関係性を取り戻す。あなたの街の生コン屋さんでも?!
FM伊豆の国「クールチョイス」に透水性コンクリートと池上信が登場!
ななななんと生コンポータル地元伊豆の国市のFMラジオ局から透水性コンクリートに関する出演オファーが!
「クールチョイス」という1時間番組でなんと環境省がスポンサー。
池上誠自身にとっても初のラジオ番組出演に随分緊張したようだ。
出演のきっかけになったのはしょうれんじこども園の園児たちにも施工を手伝ってもらった真宗大谷派 正蓮寺の境内に施工された透水性コンクリート。
⚫︎参考記事: 【静岡】「こどもたちによる《水遊び》はそのまま環境温度の低減という《貢献》に」正蓮寺・しょうれんじこども園 #4
コロナ禍でプール遊びが制限されているこの夏水はけを考えなくてもいい透水性コンクリートの境内では毎日ウォーターパーティーが開かれていた。
その様子は地元新聞や今回のようにFMラジオ局からの取材を受けた。
そして、取材を補遺するように今回生コンポータルの池上信がラジオ生出演となった。
地元に必ずある生コン工場ではこうした環境製品を供給できる?!
生コン屋さんがFMラジオ出演てちょっと何事だと思われるだろう。
BtoBお堅いイメージのコンクリート屋さんがラジオに出てきて何を喋るの?
生コンポータルの課題でもある、「生コンをもっと身近に」。
今はまだ残念ながら、コンクリート・セメント・モルタル・アスファルトは世間には「似たようなもん」「同じようなもん」とされているはずだ。
「知られていないことは存在していないのと同じこと」
閉鎖的産業の辺境生コン工場に長年従事してきた率直な僕たちの実感。
身近になればもっと貢献できることがあるのに。
内向き・閉鎖的な産業であるばかりにそんな才能に光は当たらない。
アスファルトとコンクリートは似て非なるもの。
アスファルトを結合せしめているものは石油。
熱可塑性樹脂。
それはポリバケツや輪ゴムと同様石油製品だから時間の経過や紫外線により劣化・変性する。
だから、数年経つとぽろぽろ石が剥がれたりわだちができたりする。
一方コンクリートは石灰岩や砂利・砂(Ca、Si)でできている言ってみれば「人工石材」。
つまり、ガラスや石の仲間ということができる。
石油製品に比べて時間の経過や紫外線で劣化・変性することはない。
耐久性がある。
さらに、コンクリートと透水性コンクリートの違い。
通常のコンクリートと違って透水性コンクリートは「大地に蓋しない」「大地の呼吸を止めない」マテリアル。
普通雨がふればコンクリートの上には退水するけど、透水性コンクリートはあたかも裸の地表のように水を吸い込んでしまう。
その水は地下水系や樹木の根系に還元される。
失われてしまった自然と人の関係性を取り戻すコンクリートテック。
正蓮寺でも示されたが、ウォーターパーティ(打ち水)をしていると涼しい風が吹き始める。
真夏でも打ち水すれば路面温度は30度を下回る。
⚫︎参考記事: 「路面や環境温度は本当に下がるの?」透水性コンクリートの路面温度低減効果
また、路面耐水しないということで表面にコケ・カビの生育がしづらく時間が経っても汚れることが少ない。
あなたが暮らす街に操業する生コン工場でも製造可能な普通の製品。
今回は生コンポータルの運営母体長岡生コンクリート(生コン製造)。
こちらは静岡県伊豆地方に操業するどこにでもある生コン工場だ。
何も特別なことはない。
その地域に暮らす人たちが従事するどこにでもあるような生コン工場。
そんな特別ではない生コン工場で当たり前に製造され出荷されている透水性コンクリートは日本全国どの地域の生コン工場でも当たり前に製造・出荷される製品。
そんな存在でありながらも、「知られていない」だけでその価値は埋れてきた。
今回のようにFMラジオならどの地域だってあるはずだ。
地元新聞だっていい。
僕が書いてるブログだってその1。
メディアならなんだっていい。
僕たち生コン工場の価値は埋れさせることなく解放されることで、世間をより明るくできる。
それがわかっているならどんなに些細なアクションだって起こすべきだ。
これからもパブリシティに力を入れていきたい。
宮本充也