2020/03/14
【鳥取】「愛車の洗車時にみずたまりができないように」「滑りにくい」駐車場・蒼進・白兎生コン

鳥取県鳥取市。蒼進森下代表とは生コンセミナーでのご縁で透水性コンクリートに興味を持たれていた。施主より「愛車の洗車時に水たまりができないように」「滑りにくい」との要望があり提案して採用された。
製造:白兎生コン、施工:蒼進(20m2、100mm厚、3人、庭コン)
洗車時のみずたまり対策、滑りにくいという性能
施工Before。
生憎の雨。
それでも、透水性コンクリートなら雨養生や晴れ間などの短時間で施工を敢行することができる。
今回製造に協力いただいたのは白兎生コン(https://www.tottoritoubu-kyoso.or.jp/hakuto.html)。
まずもって超かっこいい名前だ。
白兎(はくと)に練ってもらえた透水性コンクリート「ドライテック」。
古事記に出て来そうな話だ。
施工開始。
蒼進森下さんは鳥取からわざわざ岡山までセミナーに参加され熱心に透水性コンクリートを見学されて行った方だ(https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_921.html)。
施工実績のブログを書いていていつも思うのだがやっぱり採用してくれる施工者の大半は見学会やセミナーを受講されている方々。
名も知らぬ聞いたこともない静岡県の生コンポータルから届くDMに反応するくらいの積極的な施工者。
だからこそ実際の現場という成果に必ずつなげる。
これからも見学会やセミナーを大切にしていきたい。
施工After。
雨足が強まってきたため残りは晴れの日に施工へ。
いよいよ鳥取市でも採用!
「うちのエリアでもドライテック施工してるんですか?」
よくある質問。
テレビを見ていてがっかり。
「一部エリアを除く」
ああ、うちのエリアは一部エリアだったんだ、みたいな。
そんなエリアになりがちな鳥取県(失礼)でもすでに透水性コンクリートの施工実績はあった(https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_615.html)。
山間部にある鉄塔の塔内舗装に採用された事例だ。
ただ、県庁所在地鳥取市での採用は今回が初!
透水性コンクリートが一部地域の特別な製品であってはならない。
岡山のセミナーにご参加いただいた蒼進(そうしん)の森下代表の手により市内の住宅外構駐車場に採用された!!
日本全国津々浦々で0.5m3(およそ4m2分)から出荷できる。
それでこそ業界標準だ。
「東京都青山でしかできません」
「ビルゲイツ邸で採用されました」
「隈研吾事務所で採用されました」
ぱっと見すごいことのようにも思うが実は全然すごいことではない。
本当にすごい価値というのは誰でも、どこでも、手に入れることのできる価値。
当社透水性コンクリートの担当者まさつぐも言っていた。
「URとか役所の仕事はほんと要らない。大量の書類を提出しなきゃだし、管理もああだこうだとうるさいし、監督員は素人だし。それよりもやっぱりエクスショップからもらえる住宅外構が一番」
たしかにその通りかもしれない。
大手発注機関はたしかに映える。
一流の設計事務所に見出されればそりゃ箔がつく。
でも透水性コンクリートの長年の普及活動で感じてきたこと。
そんなどこかの特別な存在では結局世の中を変えることはできない。
今回のように鳥取県の鳥取市の一般住宅の駐車場に難なく採用されてこそ世界は変わる。
大地は蓋されず降雨は遮られることなく大地を潤し樹木は実り湧水は蘇る。
そのことで自然と人が調和する世界が具現化していく。
そのことで日本の大地が再生していく。
ヒートアイランド現象は緩和されゲリラ豪雨による冠水被害も軽減する。
それはどこかの特別な製品ではなし得ないこと。
一部地域も含めたどこでも採用されてこそ。
透水性コンクリートは役に立つ。
日本全国0.5m3から届けられてこそ。
透水性コンクリートは世界を変えていく。
白兎生コンさん、蒼進さん、まことにありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
宮本充也