2020/04/11
【岡山】「真っ平らな土間コンで自動車いじりをしたい」自動車整備工場・平ら・水勾配

岡山県岡山市。自動車整備工場土間コンの水はけ問題解消のために採用。土間コンなのになんと施工は13時から始まり64m2(8m3)明るい内に完成してしまう。
製造:白石建設、施工:竹内組・みらい工業(64m2、100mm厚)。
結構多い自動車整備工場の土間コン舗装その理由
施工Before。
自動車整備工場の土間コンにも水勾配は必要となる。
水勾配とは降雨や洗浄水などを排水設備に誘導するための傾斜。
当然のことだけど、
⚫︎傾斜のある床
⚫︎真っ平らな床
自動車整備工場に従事する人たちのことを考えればどちらの方が安心・安全かなんて言うまでもないこと。
事実これまでも自動車整備工場だけではなく、一般の家庭からでも「真っ平らな土間コンで自動車いじりをしたい」という希望で採用されたケースは少なくない。
⚫︎参考記事: 個性を楽しめる透水性コンクリートで車いじり
こちらは一般家庭で採用された透水性コンクリート。
見てのように完全に真っ平らになっていて、さらには置くには100mm下がっている箇所(車の下に直接体を滑り込ませて車いじりをするための空間)まで設置されている。
ジャッキアップなどを考えると土間コンクリートは完全に真っ平らである方が安心。
ただ、真っ平らだと雨の後や洗車の後は作業がしづらい。
こうしたジレンマを解消するために、「車いじり」「自動車整備」関連で採用されるのも透水性コンクリート。
施工中の様子。
⚫︎敷設
⚫︎均し
⚫︎転圧
という単純作業の繰り返しで完成してします。
初心者の方でもDIYができるほどの簡単な作業の連続だ(https://youtu.be/aDZoox1Lr-Y)
ハンドローラーによる仕上げの様子。
こうして真っ平らな自動車整備工場の土間コンクリートは施工された。
よくよく考えてみると真っ平らな土間コンてありえない
真っ平らにしたいというニーズは意外に多い。
⚫︎お年よりの安心・安全な歩行
⚫︎バスケットコートをお庭で
⚫︎ジャッキアップの時に傾斜は怖い
技術的には真っ平らな土間コンを施工することは可能。
ただ、それがない理由は、
「水たまり」
「水はけ」
が問題になってしまうから、やっぱり水を排水設備(U字溝)に誘導する坂道(傾斜)としての水勾配が必須となる。
ありそうで、ない。
真っ平らな土間コン。
その価値を見出す少数の人たちが出てきた。
岡山は白石建設さんのように、全国で情報発信に協力頂いている皆さんとともに。
透水性コンクリートは「真っ平らな土間コン」としての性能が見出され普及が加速している。
お庭・DIYといえば、お父さんのロマン。
そんなお父さんはバイクや車が好きだったりする。
バイクも傾斜のあるところに置くのは怖いですよね。
万が一倒れたら大変な惨事。
⚫︎参考記事: 【神奈川】「バイク置き場が斜めなのと平らなのどっちがいい?」水はけ・水勾配・エクスショップ
あるいは、BBQとか庭いじりも真っ平らな地面の上でやりたいかな?
⚫︎参考記事: 「DIY エクステリア ウッドデッキ」駐車場兼ウッドデッキ
透水性コンクリートを下地にしたウッドデッキは車も乗れるし真っ平らだしその上で優雅にBBQなんかも楽しめる。
最強の省スペース施工!
こうして考えると、僕たちが取り扱っている製品「透水性コンクリート」の本当の価値は、名前にあるような「透水性」ではなくて、それのおかげで実現する「真っ平ら」の方なのかもしれない。
普及活動では多くのことに気づかされる。
これからも、あらゆる現場を体感することによって製品の本来の価値を見極め、その価値を適切に発信していきたい。
宮本充也