2020/04/23
【埼玉】「ではいつになったら新しい商品をつかうのかな?」まさつぐ・駐車場・水たまり

埼玉県さいたま市。施主より「駐車場に水たまりができないように透水性コンクリート」と希望するも、施工者より「やったことないので施工できない」と断られた。担当者まさつぐ「最近本当に多いお施主様が色々調べて業者に相談すると業者様はわからないし始めて使うと失敗するかもしれないから使いたくないという声。ではいつになったら新しい商品を使うのかな?」。切実な現実。
製造:渋谷建材、施工:生コンポータル直営(15m2、100mm厚、3名、1時間)。
いい加減にしろ!ぽんこつ施工者が落とす業界イメージ
⚫︎参考記事: 「めんどくさいから施工したくないだけ」不良施工者たちの嘘
謙虚で卑屈なまさつぐもさすがにぼやく。
「最近本当に多いお施主様がいろいろ調べて業者に相談すると業者様はわからないし初めて使うと失敗するかもしれないから使いたくないという声。ではいつになったら新しい商品を使うのかな?」
それもそのはず。
透水性コンクリートは一般の方でも施工ができるくらい簡単な材料。
⚫︎参考記事: DIY土間コン(透水性コンクリート)施工実績まとめ
しかも、インターネットでちょちょいと調べれば無数の施工実績やマニュアルをいくらでも入手できる。
だから、目先の利くお施主さんはネットであれこれ調べて施工者に尋ねる。
「駐車場に水たまりができないように透水性コンクリート」
そして残念なことに多くの施工者たちはこのように回答する。
「やったことのない材料だからできません」
ネットを調べればいくらでも手に入る知識すら調べようともしない彼らはプロと呼べるのだろうか。
残念なことに、そんなプロの風上にも置けないぽんこつ施工者は後を絶たない。
ほとんど多くの施工者は真面目に施主の気持ちに寄り添っている。
なのに、一部のポンコツのせいで貶められる業界イメージ。
生コンポータルではそうした現状に課題を立てたのであった。
⚫︎参考:「お庭づくりは0円マッチング」全国の地元施工者と地元施主を無料でつなげるマッチングサイト
生コンポータルが運営する「庭コン」では全国の優良施工者に無料で繋がることができる。
施工Before。
こちらもそんな優良施工者に出会うことのできなかった気の毒なお施主様から寄せられた物件。
整備する駐車場スペースの排水が問題となった。
ネットでいろいろ調べてみると透水性コンクリートが今普通に住宅外構でも採用されていることを知る。
当然プロ施工者ならやってくれると信じて希望したところ、
「やったことないのでできません」
そんなぽんこつ施工者は不要なので生コンポータルが出張っていきました。
施工開始。
⚫︎敷設(ふせつ)
⚫︎均し(トンボで平坦性を確保する)
⚫︎転圧(プレートコンパクタ使用)
単純作業の繰り返し。
施工After。
3名でたった1時間で完了。
ぽんこつ施工者の皆さんに尋ねたい。
「あんたが信じて疑わない土間コンなら1時間で終わってるだろうか?」
透水性コンクリートならあっという間に仕事が終わる。
施工の動画はこちら
事実、1度使って仕舞えばリピーター施工者になる透水性コンクリート
なぜ、こうも挑発的な言葉を弄するのか。
ちょっと言い過ぎではないか。
そう思われるかもしれないが、僕たちにとっては切実なのだ。
日々開催されているWEBセミナーには顔も名前も存じ上げない多くの積極的な施工者がご参加いただいている。
そんな施工者の皆さんは少しでもお施主さんの希望に応えるために引き出しを増やしておきたいというとても前向きな皆さんだ。
そして、彼らは実際にお施主さんの希望に応えて透水性コンクリートを施工される。
⚫︎30分で終わったよ!
⚫︎水勾配から解放された!
⚫︎ひび割れ、色むらが問題にならないね!
寄せられる多くの現場からの声。
透水性コンクリートという価値がどれだけ多くの施工者(ひいては施主の皆さん)に喜びを届けているかを知っている。
だからこそ、食わず嫌いでテコでも動こうとしない施工者たちを見ていると悔しいのだ。
そうした一部のポンコツのせいで建設・エクステリア外構全体のイメージが低下する。
見ていられないのだ。
インターネットはそんな旧来の業界の透明性を高める
でも、悲観しているばかりではない。
犯罪や悪事はだいたい暗いところとか人目につかないところで行われる。
公共の場、日の光が届くところ、衆人環視の場では悪事は行われづらい。
それは産業構造にも言えることなのではないか。
生コンポータルではブログという情報発信を毎日3本を開始して5年目を迎える。
ここに来て業界が少しずつガラス張り、風通しが良くなってきたことを感じている。
事実今回のようにお施主さんが「自分ごと」としてアクションしてくれるようになった。
そのことでポンコツ施工者が白日の元にさらされるようになった。
価値が適切に必要としている人のもとに届くようになった。
インターネットは業界イメージを適切に形成するのに一役買っている。
これからも生コンポータルでは情報発信に全力を注いでいきたい。
その1つ1つが、産業の隅々にまで光を届ける。
動こうとしない粗悪な有象無象も光が届けばいやでも腰を上げざるを得ない。
そのことで業界が活性化する。
もって、社会一般(発注者)に価値が届くようになる。
社会貢献がなされやすくなることにつながる。
非常に地道だが、僕たちは真摯に価値を市場と顧客に届けたいと思っている。
大地に蓋をしないコンクリートテック。
そのことで、洪水被害は軽減されるはずだ。
根系に水と酸素が届けられることによって樹木や草花は生き生きと人々の目を癒すだろう。
再生した地下水系は井戸水や湧水を蘇らせることによって人々の暮らしを潤すだろう。
最先端のコンクリートテックを市場と顧客に届けるために。
生コンポータルの情報発信「生コンをもっと身近に」は続く。
宮本充也