2020/06/05
【静岡】「家周りの狭い犬走りに起こる雑草問題を解決する方法」水勾配・サイクルポート

静岡県沼津市。「水勾配(排水のための傾斜)をつけたくない」「自転車やバイクの置き場にしたい」「見学場所にどうぞ」。施工者のリードブル、庭コン登録店でこれから一般の家の外構工事の受注に力を入れていきたいので自宅にサンプル施工を行なった。
製造:長岡生コンクリート、施工:リードブル(28m2、80mm厚、4名、1時間、庭コン登録)。
施工中のタイムラプス(動画)
家周りの狭い犬走に起こる雑草問題を解決する方法
施工Before。
自宅の犬走りをサイクルポート(自転車やバイクの置き場)にしたいため水勾配(排水のための傾斜)をつけたくない。
勾配があると転倒の恐れがあるからだ。
また、こうした場所は人の手が行き届かない場所にもなるためきちんと舗装しておけば雑草の対策にもなり衛生環境も向上する。
また、お施主さんであり施工者のリードブルは庭コン登録を契機に今後住宅外構に力を入れていきたいという意向があり今回見学場所整備を兼ねたサンプル施工となった。
施工開始。
狭い箇所でもあるので生コン車から直接の荷下ろしができず、一輪車での搬入となる。
通常の生コンと違ってポンプ圧送ができないことは多少煩わしいかもしれない。
ただし、施工スピードは負けてない。
ワイヤーメッシュがないため一輪車での搬入は捗る。
さらに、水引き(ブリーディング水)を待つ必要がなく、写真のように均し直後にプレートで追いかけ転圧で仕上げ、完成となる。
施工After。
4名でたった1時間で終了。
普通の土間コンだったらこうはいかない。
施工者たちを魅了してやまない透水性コンクリートの魅力
今回登録のリードブルをはじめ多くの施工者を登録してやまない透水性コンクリート。
「お庭作りは0円マッチング」>庭コンローンチ後たった1年で登録施工者数は500を数え勢いは衰えない。
その魅力は何か?
一言で答えるならば、「あっという間に仕事が終わる」その施工スピードだと言える。
⚫︎参考記事: 「土間コンクリートはDIYできないの?」専門家が教える土間コンクリートがDIYに向かないワケ
プロ施工者なら知っている。
犬走り、28m2。
たった1時間では到底終わらない。
敷設作業はもしかしたら透水性コンクリートよりも早く終わるかもしれない(ポンプ圧送では敷設こそ早くなるがその分経費が嵩む)。
敷設の後、水勾配を気にしながら均し作業となる。
そして、そこからが問題。
ブリーディング水といって生コンを構成する各素材(セメント、水、砂、砂利)の密度さにより一番軽い水が表面に浮いてくる現象がおさまってから金鏝で仕上げ作業を経て完成となる。
この浮き水(ブリーディング水)待ちが施工者に手待ちを発生させる。
つまり、何もできない空白の時間。
金鏝仕上げだって大変だ。
狭い中腰をかがめて2回、3回と仕上げを行う。
気付いたら真っ暗なんてことも。
だから、通常の生コンで犬走を施工する場合は狭くてもやっぱり1日がかりの仕事となってしまう。
一方の透水性コンクリート最大の魅力は「ブリーディングがない」「仕上げがプレート転圧」となる。
1日仕事がたった1時間で終わってしまう。
Time is money.
たった1時間で終わるのならば、土間コン打設は生コンの注文が比較的入りやすい夕方に回せばいい。
夕方までの時間は庭づくり(住宅外構)の他の作業に充てればいい。
例えば、ブロック積みや植栽工、カーポート設置やすきとり・路盤・型枠工etc..。
土間コンに配置される作業班はその日土間コン以外のあれこれを工事してしまう。
陽が陰ってきたら生コン車が到着してみんなで一斉に犬走りを完成させてしまう。
5時前には現場に誰もいない。
みんな帰宅して明るいうちから缶ビールをプシュっ。
実はこれが施工者たちを魅了してやまない透水性コンクリートの実力。
そんな魅力があるから。
今回リードブルも庭コン登録でいよいよ住宅外構の受注に力を入れる。
「やったことできません」
そんな後ろ向きな施工者がもしもいらしたら。
オンライン説明会は毎日15時から開催している。
1度説明を聞けばプロ施工者ならきっとすぐに納得するはず。
1度使えば普通の土間コンなんてやってられなくなるのだから。
何せ、一般の方々でもDIYで施工しているのだから。
⚫︎参考記事: DIY土間コン(透水性コンクリート)施工実績まとめ
なんとなく土間コンを選んで(選ばされて)いるのならとてももったいない。
現代は水を通す環境に優しいコンクリートで庭の舗装は整備されている。
宮本充也