2020/08/04
「特にドイツ車のしなやかな足回りを殺さないための《透水性コンクリート》知られざる性能」愛車・駐車場・水勾配

シャコタンに透水性コンクリート。冷静に考えてみれば、最も用いられる場所は、駐車場。駐車場とは車を駐めておくところ。つまり、透水性コンクリートと車両の因果関係は深い。またもや友人から寄せられた「特にドイツ車のしなやかな足回りを殺さないための《透水性コンクリート》知られざる性能」。
排水のための水勾配は高級車にとって良くない?!
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僕は車が好きというわけではない。
ただ、透水性コンクリート(生コン)という普遍的なマテリアル(水の次に流通する材料)に携わっているとあらゆる種類の方々との交流が生まれる。
例えば直近では「ストリートバスケ」の方々との交流が活発化している。
⚫︎参考記事: 「《ballaholic》のコートが伊豆に設置?!」のストリートバスケブランド《ballaholic》との協業 #4
だから、生活しているすべての局面で何かしらのヒントが生まれる。
生コンの懐の深さにいつも驚かされる。
そして、またもや車好き(というよりもクレイジー)の友人からこの記事が届いた。
「透水性コンクリートの知られざる車好き向けの性能だよ!」
持つべきものは友人である。
自分だけの視点ではどうしても物事狭い視界で判断してしまう。
あらゆる種類のしかもその道でもかなり極めた人たちとの交流は生コンのプロフェッショナルである僕の視点と世界を広げてくれる。
前回は、「水勾配(水はけのための傾斜)があるとスポーツカーはシャコタンなので腹を擦っちゃうんだよね」という平らな透水性コンクリートの特徴を車好きの目線から評価したものだった。
⚫︎参考記事: 「フェラーリ、BMW、スポーツカー。車高短(シャコタン)どんと来い!透水性コンクリート知られざる性能」駐車場・土間コン
そして今回は「透水性コンクリートが水はけ(水勾配)を不要にしていることは特にドイツ車のしなやかな足回りを殺さないためにとても有効」だというのだ。
以下、文中からの引用。
普段クルマを保管している駐車スペース自体が斜めになっているようなケースも考えられると思う。なるべくならこういった場所は使用しないのが一番だ
段差に乗り上げるしかない場合、車体が左右に傾く状態での駐車はなるべく避けるべき。足回りなどへの負担が非常に大きくなってしまう。
まじか。
水勾配など傾斜そのものがドイツ車(フォルクスワーゲン)にとって大敵ってこと?
そもそも高級車にお金を使うから広い駐車スペースなんて都心ではほぼ不可能
都心で居住を構える場合駐車場はせいぜい1台分確保できれば上等。
しかも、周囲は構造物にぐるり囲まれている場合が多いだろうから必ず道路境界の側溝(排水設備)に向けて勾配(2〜3%の傾斜)は不可避。
写真(透水性コンクリートであるため平らを確保できた)のように縦で確保できればまだマシで、車が横に駐車されるような場合は「駐車自体が毎日問題になる」ということになる。
ただ、置いておくだけで高級車の足回りを痛めつけるのだ。
踏んだり蹴ったりではないか。
その点、透水性コンクリートは「真っ平らにできる」舗装。
通常「駐車場といえば土間コン(水を通さない)」といったように「居酒屋ではとりあえず生ビール」みたいな思考停止が慣しとなっているが、「そのことが愛車の足回りを殺している」なんて想像つかなかったはずだ。
透水性コンクリートではその問題がすべて解消される。
費用についても安心してもらいたい。
通常水勾配と排水設備はセットで計画されるところだが、透水性コンクリートは平らにできるばかりではなく排水設備もカットすることができる。
排水設備だってタダではない。
それがなくなるってことは仮に材料が生コンよりも高かったとしても、トータルコストでは同じかあるいは少し安くなることだって十分考えられる。
これぞまさに「知らないだけで損をする」の典型。
水の次に流通する材料生コンとは伊達ではない。
それだけあらゆる分野とつながっているということなのだ。
愛車、バスケ、とにかく人が嗜好するあらゆる趣味と生コンは必ず何かしらの因果関係を持つということになる。
これからも多くの愛すべき友人との交流(つまり仕事ではなく遊び)を通して幅広い人生観を鍛え持って本業生コンでの研鑽につなげていきたい。
またもや素敵な情報を届けてくださった友人にこの場をお借りして感謝。
(届くかどうかわからない私信)
なべさん、そろそろ待望のお子さん誕生ですね。
これからもお互いに素晴らしい人生を楽しもう!
宮本充也