2020/10/03
【鹿児島】「玄関、車庫前の《土間コン》は勾配をつけたくなかった」水たまり・コケ・カビ・傾斜

鹿児島県日置市。玄関、車庫前は勾配をつけたくなかったため、透水性コンクリート採用。「材料は若干固め(水分が少なめ)ではありましたが、許容範囲内のためそのまま打設。終始スムーズに進みました。」(木田組生コン前木場さん報告)。施工の庭や工房「今後もドライテックを使っていきたい」。
製造:南九州生コン吹上工場、施工:庭や工房(21m2/2.5m3、100mm厚、50分)。
玄関、車庫前は《勾配》をつけたくなかった
施工Before。
玄関、車庫前の土間コンクリート舗装工事。
「勾配(水はけのための傾斜)をつけたくない」
仮に通常の土間コンクリートで真っ平らにしてしまうとそこには水がたまる。
雨の日は毎日出入りの時に足元ずぶ濡れ。
そんな一生をあなたは選ぶか。
だから、誰もが「勾配(水はけ)をつける」という選択をする。
そして、その勾配はコケ・カビの生育の末転倒リスクを生じさせる。
そんな外構工事の当たり前が今鮮やかに変化しようとしている。
その材料は、「地元の」生コン工場から届く。
今回の「地元」は鹿児島県日置市。
そして、その工場は南九州生コン吹上工場。
そんな地元の生コン工場は全国に3200を数える。
その中でも透水性コンクリート《ドライテック 》製造経験のある工場は400工場ほど。
常に新しい技術に積極的な地元の生コン工場と、地元の施工者がタッグを組んで顧客の元に届けられる。
生コンポータルではこの製造・施工供給者リストを、
⚫︎製造:800
⚫︎施工:4800
規模にまで成長させることを目標としている。
それでこそ、「透水性コンクリートが土間コンの常識」という世界を実現できる。
施工スタート。
敷設しトンボで平坦に均されたらその後をプレートコンパクタで追いかけるだけの単純フロー。
転圧された材料表面のドアップ写真。
水を通すための隙間が確保されているのがわかる。
施工After。
初めての施工ながらも21m2を1時間足らず(50分)で完成させた。
庭や工房「今後もドライテックを使っていきたい」。
施工がとても簡単だったことを伺い知れるとても嬉しいコメント。
ありがとうございます!
今後ともよろしくお願いします!!
真っ平ら(勾配がない)駐車場や歩道(アプローチ)にしませんか?
例えば車椅子とかボールとか何もしなくとも動いてしまう傾斜はストレスだ。
バイクや自転車を置くにしたって傾斜は不便。
車いじりの際にも傾斜というやつは厄介者。
⚫︎参考記事:【埼玉】「車の整備に地面の傾きは致命的欠陥(特に左右の傾き)」クオカード5,000円キャッシュバック
ドイツ車などデリケートな高級車にとっては傾斜そのものが車体に悪影響なのだそうだ。
⚫︎参考記事:「特にドイツ車のしなやかな足回りを殺さないための《透水性コンクリート》知られざる性能」愛車・駐車場・水勾配
ああ、傾斜。
鬱陶しい。
忌々しい。
そう思えてこないだろうか?笑。
ただ、その傾斜をつけないと今度は水がはけず雨の日は足元がびしょ濡れ。
水も滞水してしまうから苔、カビの生育も懸念される。
ああ、鬱陶しい、土間コン。
そんな土間コンは、「とりあえず生ビール」みたいに居酒屋を訪れる人々を思考停止に陥らせる如く、「戸建て住宅の駐車場といえば土間コン」という常識が形成されている。
ちょっと、待った。
透水性コンクリート。
どこか特定のメーカーが全国一斉配送とかではない。
あなたの地元の生コン屋さんから地元の施工者に生コンのように普通に届く。
そんな世界が立ち現れている。
そして、その生コンは、「傾斜を解消」水勾配不要、真っ平らOKという土間コンの常識を創造している。
真っ平ら(な土間コン)。
なのに、水もたまらず、コケ・カビの生育もしづらい。
当然、草だって生えない。
今日もそんな透水性コンクリートが日本の大地を再生している。
宮本充也